# 【初心者向け】Alfredのインストールと使い方について

こちらの記事では、Alfredの使い方について解説します。

Alfredは、Macユーザー向けのアプリですので、Windowsの方は利用できません。代わりに、「ueli」をググってください。

## Alfredとは？

Alfredは、以下の画像のような検索窓を利用してMac内のさまざまなファイルを閲覧したり、アプリを起動したりする「ランチャーアプリ」です。

Macには、デフォルトで「Spotlight」というランチャーアプリがインストールされています。Spotlightとの違いは、ずばり「使いやすさ・機能数」です。

Alfredを利用することで、確実にPC操作を早くすることができます。Alfredを起動すると、画像のように、小さな検索ボックスのようなものが出てきます。この検索ボックスを使ってPCを操作するのです。

![Untitled](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-1.png)

## Alfredのインストール方法

1. まずは、[こちら](https://www.alfredapp.com/)のサイトに行きましょう。
2. 「Download Alfred 5」をクリック。以上

![Untitled](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2.png)

## Alfredの使い方について

1. 設定画面を開きます。
2. 「Startup」という箇所に「チェック ✅」を入れます
3. 「Alfred Hostkey」という箇所で、Alfredを起動する「キーの組み合わせ」を選びます。デフォルトでは、「Option + enter」になっています。

以上で完了です。簡単ですね。

![Untitled](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-3.png)

## 有料ライセンスについて

Alfredは、原則、無料でも利用できますが、「Alfred Powerpack」という有料プランに切り替えることにより、より多くの機能を利用できるようになります。

### 料金体系について

Alfredには、「Single Licence・Mega Support」の2つの料金体系があります。

| 料金プラン | 内容 | 料金 |
| --- | --- | --- |
| Single Licence | 1つのバージョンのみのライセンス | $34(4700円程度) |
| Mega Support | 永久ライセンス（全てのバージョン） | $59（8200円程度） |

「Single Licence」は、Alfred4やAlfred5のような特定のバージョンに対してのライセンスであるため、Alfred6のような新しいバージョンが出た際には、再度ライセンスを購入する必要があります。

### 課金すべきか否か

結論から言うと、「Mega Support」に課金すべきです。Alffedを利用すると、数百時間以上のPC操作時間を削減できますので、自分の時給を1000円と考えれば、8時間以上削れる点でお得です。

### 課金するとできるようになること

「ワークフロー」や「クリップボードの履歴検索」など様々なできることがありますので、別記事にて紹介します。

## まとめ

Alfredは、Macユーザー向けのランチャーアプリです。うまく利用すると、PC操作を爆速にできますので、ぜひともご利用ください。

こちらの記事では、Alfredの使い方について解説します。

【初心者向け】Alfredのインストールと使い方について

# 【Mac】作業効率が大幅アップするランチャーアプリAlfred

[Alfred](https://www.amazon.co.jp/s?k=kinndo&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=ZJSCPYZ1SHN4&sprefix=kinn%2Caps%2C199&ref=nb_sb_noss_2)とは、MacOS向けに提供されている**ランチャーアプリ**です。

Macには標準で**Spotlight検索**という機能がありますが、それの**上位互換**がAlfredです。Spotlight検索と違い、Alfredには**ファイル検索機能**や**システム操作**、**アプリの起動**に**Web検索機能**など様々な便利機能が備わっています。Alfredを使いこなせるとマウスやトラックパッドを使用せずに、**キーボードのみ**で操作が行えるようになるため作業効率が大幅に改善されます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/01.png)

## 無料版と有料版の違い

Alfredには無料版と有料版（Powerpack）が用意されており、無料版では使用できる機能に制限があります。

有料版では**現行のバージョンしか使えない**SingleLicene（34ポンド）と**バージョンアップされても生涯無料アップデートが可能**なMegaSupporter（59ポンド）の2つが用意されており、無料版との違いは以下になります。

| 比較項目 | 無料版 | 有料版 |
| --- | --- | --- |
| アプリの起動 | ○ | ○ |
| ファイルの検索 | ○ | ○ |
| システム操作 | ○ | ○ |
| Web検索 | ○ | ○ |
| 辞書検索 | ○ | ○ |
| 電卓 | ○ | ○ |
| 1Password | × | ○ |
| Workflow | × | ○ |
| スニペット | × | ○ |
| クリップボード履歴 | × | ○ |

特に今回作業効率を大幅アップさせるために欠かせない機能が「Workflow」「スニペット」「クリップボード履歴」の3点なのでAlfredを活用する際は有料版の購入を検討しましょう。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/02.png)

## Alfredの基本的設定

Alfredを導入後最低限行った方が良い設定方法を紹介致します。

初心者向けの詳しい導入方法に関しては次の記事にて解説を行っています。

https://envader.plus/article/24

### 1. General設定

Alfredを導入したらまずは左メニューの一番上にある**General**を選択し、以下の項目を設定します。

| 項目 | 説明 |
| --- | --- |
| Startup | チェックを入れるとPC起動時にAlfredも起動してくれます。 |
| Alfred Hotkey | 検索窓を表示するショートカットキーの設定です。 |
| Where are you | 利用地域を選択します。 |
| Permissions | Alfredに与える権限を設定します。 |

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/03.png)

### 2. Default Results設定

General設定が終わったら次は左メニュー2番目にあるFeaturesより**Default Results**の設定を行います。

デフォルトではフォルダ検索がOFFになっているため**Folders**にチェックを入れます。もしその他にも画像データなどをよく使う際は**images**を追加するなど使用状況に合わせて設定を行ってください。ただし、**Extras**で設定を行うものに関してはチェックが入っていない場合でも、検索窓でスペースを入力することで全ての物が検索対象となるため設定し忘れがあっても問題はありません。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/04.png)

### 3. Web Bookmarks設定

Web Bookmarks設定を行うと**ブックマーク検索**を行えるようになります。

Features内のWeb Bookmarksを開き、普段使用をしているブラウザにチェックを入れます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/05.png)

### 4. ****Spotlightをオフにする****

これはSpotlightを呼び出すショートカットキーをAlfredに割り当てたい場合に行います。独自のショートカットキーを設定する場合は飛ばしてください。

システム設定→キーボード→キーボードショートカット→Spotlight→「Spotlight検索を表示」のチェックボックスを外します。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/06.png)

## Alfredの基本的な使い方

設定が終われば実際にAlfredを使用していきます。

先ほど設定を行ったショートカットキーで検索窓を出してみましょう。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/07.png)

### ファイルの検索

先ほどのDefault Results設定で**Folders**にチェックを入れた方は検索を行いたい**ファイル名**を入力してください。チェックを入れてない方は**スペース**を入力後、ファイル名を入力します。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/08.png)

### アプリ検索

アプリ名を入力することで素早く起動することができます。

またAlfredは頻繁に使用するアプリを学習し、使用頻度の高い順に検索結果を表示してくれるため、1〜2文字入力を行うことでアプリを起動することが可能になります。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/09.png)

### Web検索

PC内に該当する結果がない場合はデフォルトのブラウザを起動してWeb検索を行うことができます。また「youtube」や「twitter」などを検索したいワードの前につけることで特定のウェブサービス内での検索も行えます。使用できるサービスはFeaturesの**Web Search**より確認することができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/10.png)

### ブックマーク検索

ブラウザからブックマークを開かずとも、Alfredへ入力することで直接ブックマークに保存しているサイトを開く事ができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/11.png)

### システムコマンドを実行

Alfredでは以下のシステムコマンドを使うことができます。

| 項目 | 説明 |
| --- | --- |
| Screen Saver | スクリーンセーバーを表示します |
| Show Trash | ゴミ箱を表示します |
| Empty Trash | ゴミ箱を空にします |
| Log Out | ログアウトします |
| Sleep | スリープモードにします |
| Sleep Displays | 画面をスリープします |
| Lock | ロック画面に移行します |
| Restart | 再起動します |
| Shut Dows | シャットダウンします |
| Hide | アプリケーションウィンドウを隠します |
| Quit | アプリケーションを終了します |
| Force Quit | アプリケーションを強制終了します |
| Quit All | 全てのアプリケーションを終了します |
| Volume Up | 音量を上げます |
| Volume Down | 音量を下げます |
| Toggle Mute | 音量をミュートします |
| Eject | デバイスの取り外しをします |
| Eject All | 接続された全てのデバイスを取り外します |

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/12.png)

### 電卓

Alfredを使用する事ですぐに計算を行うこともできます。使い方は計算を行いたい式を入力するだけで計算結果が表示されます。また、そのままエンターキーを押す事で計算結果をクリップボードにコピーすることも可能です。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/13.png)

## 有料版で使える機能

ここからは有料版でしか使用することができない機能であり、何よりもエンジニアの作業効率を大幅にアップさせる重要な機能を3つ紹介します。

### クリップボード履歴

この機能ではクリップボードにコピーした履歴を最大三ヶ月間保存することができます。

検索窓で**clipboard**と入力することで呼び出すことが可能ですが、ショートカットキーを割り当てることで更に効率よく呼び出す事ができます。設定項目は以下になります。

| 項目 | 説明 |
| --- | --- |
| Clipboard History | 履歴に保存するデータの種類と期間を設定します |
| Viewer Hotkey | 履歴を呼び出すショートカットキーを設定します |
| Viewer Keyword | 履歴を呼び出すワードを設定します |
| Clear Keyword | 履歴を削除する際のワードを設定します |
| Snippets | スニペットの表示・非表示を設定します |
| Universal | ユニバーサルクリップボードの表示・非表示を設定します |

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/14.png)

### スニペット

スニペット機能ではよく使う定型分やコードなどを登録し、いつでもペーストすることができます。

イメージ的にはユーザー辞書登録のようなものだと思ってもらえると分かりやすいと思います。このスニペット機能がエンジニアの作業効率を大幅にアップさせるのに欠かせない機能で、よく使用するコードブロックなどを登録することですぐさまペーストを行うことができます。こちらもショートカットキーを割り当てる事が可能ですが、前述したクリップボードのSnippets設定にて並行して検索を行うことができるため、お好みで設定をしてください。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/alfred-2/15.png)

### Workflow

Workflowは拡張機能のようなもので様々なウェブサービスやアプリケーションと統合してAlfredをより便利にすることができます。

例えば、Githubのレポジトリやユーザーを検索したりVSCodeでファイルを開いたりすることができます。このWorkflowは自分で作成を行い実装することも可能ですが、[公式サイト](https://www.alfredapp.com/workflows/)や有志が作成した機能をインポートすることも可能です。以下がおすすめのワークフローです。

| ワークフロー | 機能 | URL |
| --- | --- | --- |
| Github | リポジトリを検索して開くことができます | [Github](https://github.com/edgarjs/alfred-github-repos#readme) |
| VSCode | VSCodeで検索したファイルまたはフォルダーを開くことができます | [VSCode](https://github.com/alexchantastic/alfred-open-with-vscode-workflow) |
| Network | Wi-FiやEthernetなどMacのネットワーク情報を表示できます | [Network](https://github.com/mrodalgaard/alfred-network-workflow) |
| MDN Search | Alfred上でdeveloper.mozilla.org/jaを検索することができます | [MDN Search](https://github.com/gilbarbara/alfred-workflows/tree/main/mdn-search) |
| GoogleDrive | GoogleDriveのコンテンツを検索して開くことができます | [GoogleDrive](https://github.com/alfredapp/google-drive-workflow#readme) |

## まとめ

AlfredとはMacOS向けに提供されている**ランチャーアプリ**です。

MacにはWeb検索やファイル検索を行える**Spotlight検索**が標準装備されていますが、Alfredは**上位互換**にあたり様々な操作が**キーボードのみ**で完結できます。これによりマウスやトラックパッドに手を移動させる手間が省けるだけでなく、作業完了までの工程数が減るため大幅に効率アップが行えます。特にエンジニアにとって有料版の機能である「クリップボード履歴」「スニペット」「Workflow」は上手く活用することで**業務効率を爆上げ**することが可能となるため、課金は**必須**といえます。またAlfredはバージョン変更の度に値段が上がる傾向があるため、課金をする際はお早めに行うことをおすすめ致します。

Alfredを使いこなせるとマウスやトラックパッドを使用せずに、キーボードのみで操作が行えるようになるため作業効率が大幅に改善されます。

【Mac】作業効率が大幅アップするランチャーアプリAlfred

# コマンドランチャー「ueli」のインストール方法と使い方

ueliとはWindows（およびMac）向けに提供されている**コマンドランチャー**です。

Windowsを使用する際、基本的にマウスとキーボードを使って操作を行うのが一般的ですが、キーボードを多用するエンジニアなどはキーボードからなるべく手を離さないことで効率化を図ることができます。そんな時に強い味方となるのが**コマンドランチャー**です。コマンドランチャーを用いることで様々な操作がマウスを使わず、キーボード操作のみで行えるようになります。今回はWindows向けコマンドランチャーとして有名な**ueli**の使い方について解説を行います。

## インストール方法

今回は**Windows11**にインストールを行っていきます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/01.png)

### 1. インストーラーのダウンロード

公式サイトへアクセス後、**ダウンロードページ**から**Windows用**のインストーラーをダウンロードします。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/02.png)

### 2. インストーラーの実行

インストーラーを実行し、任意のフォルダへ**ueli**をインストールします。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/03.png)

### 3. ueliの起動

インストールが終了したら**Alt+Space**を押すことで入力ウィンドウが開きます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/04.png)

### 4. 設定

**タスクトレイ**にあるueliのアイコンを右クリックすると**Settings**が表示されるため開きます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/05.png)

### 5. 言語設定

設定画面が開けると**Language**の設定で**日本語**を選択します。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/06.png)

### 6. 各種機能のON

デフォルトでは**コントロールパネル**や**オペレーティングシステムコマンド**などはオフ（赤）になっているためオン（緑）に変更します。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/07.png)

### 7. コマンドを試す

試しにオペレーティングシステムコマンドである**シャットダウン**を入力し、結果として表示されるかを確認します。無事に表示されれば設定は終了です。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/08.png)

## ueliの機能

ここからはueliを用いて行える操作について説明を行います。

### UWPアプリの実行

Windowsストアからインストールが行える**UWPアプリ**を起動できます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/09.png)

### ブックマーク検索

ブラウザに登録している**ブックマーク**の検索が行えます。

対応しているブラウザは以下のブラウザで、**設定画面**から検索対象のブラウザを変更することができます。

- Brave
- Chromium
- Microsoft Edge
- Firefox
- Google Chrome
- Sidekick
- Vivaldi
- Yandex

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/10.png)

### コマンドライン実行

ueli上でコマンドラインを入力することでコマンドプロンプトが立ち上がり実行を行えます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/11.png)

### カラーコード変換

コードを入力することで以下の値へ変換することができます。

- HEX（16進数カラーコード）
- RGB
- RGBA
- HSL

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/12.png)

### 電卓

ueli上に計算を行いたい式を入力することで、計算結果を表示することができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/13.png)

### コントロールパネルへのアクセス

Windowsのコントロールパネルの項目へアクセスすることができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/14.png)

### 通貨換算

換算を行いたい通過を入力することで任意の通貨へ換算することができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/15.png)

※換算後の通貨は**設定画面**より変更が行えます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/16.png)

### 辞書

調べたい単語の前に「dict?」をつけることで辞書で検索を行うことができます。ただし、日本語には対応していないため注意が必要です。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/17.png)

### Eメール

ueli上にメールアドレスを入力することですぐにEメールの作成が行えます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/18.png)

### Windows設定

Windowsの設定項目へアクセスすることができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/19.png)

### ファイル検索

開きたいファイルの**絶対パス**を指定することでファイルを開く事ができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/20.png)

### 簡易フォルダ検索

検索を行いたいフォルダを事前に設定項目に追加しておくことで絶対パスを必要としない、簡易フォルダ検索を行うことができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/21.png)

### アプリケーション検索

コンピュータにインストールされているアプリケーションを検索することができます。設定画面で「アプリケーションがインストールされているフォルダの場所」と「アプリケーションファイルの拡張子」を選択することができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/22.png)

### URL検索

ueli上に直接URLを打ち込む事で該当するWebページを開くことができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/23.png)

### OSコマンドの実行

シャットダウンやログオフなどOSコマンドを実行することができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/24.png)

### Web検索

調べたい単語の前に規定のプレフィックスを打ち込むことで任意の検索エンジンから検索を行えます。標準で用意されているプレフィックスは以下です。

| 検索エンジン | プレフィックス |
| --- | --- |
| DuckDuckGo | d? |
| Google | g? |
| Google Images | gi? |
| Wikipedia | w? |
| YouTube | yt? |
| Bing | b? |

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/25.png)

### 独自ショートカット

URLやファイルなど独自でキーワードを設定してショートカット作成が行えます。

例えば、よくアクセスを行うサイトなどを登録しておけばすぐにアクセスすることができます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/26.png)

### ワークフロー

ワークフローでは「URL」「コマンドラインツール」「ファイルパス」を用いて任意の操作を組み合わせることができます。

例えばフォルダに入っている画像を任意のフォルダにコピーし、その後画像のリサイズを行うなど複数の操作を登録することで効率化を行えます。

![image](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/ueli/27.png)

## まとめ

ueliとはWindows（およびMac）向けに無料提供されているコマンドランチャーアプリです。

ueliでは**ファイル検索**や**アプリ起動**、**ブックマークしているサイトの表示**などさまざまな操作がマウスを使わず、キーボードのみで操作出来るようになります。マウスへの持ち替え時間短縮やショートカットキーの登録による作業の簡略化により**業務効率を上げる**ことができます。MacではAlfredが定番のコマンドランチャーアプリですが、Windowsでは使用することが出来ません。しかしueliはMacとWindowsのどちらにも対応しているため、プライベートPCと会社PCなどでどちらのOSも使用する方は**ueli**を使うことで統一することができるためおすすめです。

ueliとはWindows（およびMac）向けに提供されているコマンドランチャーです。

コマンドランチャー「ueli」のインストール方法と使い方

# 【無料】打倒Alfred?コマンドランチャーアプリRaycastのおすすめ機能３選

Raycastとは**無料提供**されている**ランチャーアプリ**の1つです。

MacOSのランチャーアプリといえばに標準で入っている**Spotlight**などがありますが、機能的には不十分な面があります。ランチャーアプリとしては**Alfred**が人気ですが、全ての機能を使用するには有料版の購入が必要など無料版には制限があります。

Alfredについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

[https://envader.plus/article/114](https://envader.plus/article/114)

**Raycast**ではさまざまな機能を**無料**で使用することができるため、今回はインストール方法からRaycastの活用術までを解説します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast.png)

## インストール方法

まずはRaycastのインストールを行います。

### 1. 公式サイトにアクセス

[公式サイト](https://www.raycast.com/)にアクセスを行い、右上の**Download**ボタンかスクロールを行い、画面中央部に出てくる**Download for Mac**をクリックします。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast1.png)

### 2. インストール

ダウンロードされた**Raycast.dmg**を開いて**Applications**にドラッグ＆ドロップします。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast2.png)

### 3. Welcome to Raycast

Raycastが立ち上がると**Welcome to Raycast**の画面が表示されるため、右下の**Begin setup**より初期設定を始めます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast3.png)

### 4. 拡張機能

Raycastでは標準で用意されている機能だけでなく、ストアからインストールを行ったり自分好みの機能を開発し、実装することができます。これらの機能は**Extentions**として実装され、好みに合わせワンクリックで**ON-OFF**することができます。今回は初期設定のまま進めていくので右下の**Continue**より次に進みます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast4.png)

### 5. 起動キーの設定

Raycastを起動するためのホットキーの設定を行います。初期設定では**⌥+Space**で起動することができます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast5.png)

### 番外編:Spotlightをオフにする

SpotlightからRaycastに完全移行し、Spotlightのホットキーである**⌘+Space**を使用したい場合は次の方法で解除できます。

「システム設定」→「キーボード設定」→「キーボードショートカット」→「Spotlight」→「Spotlight検索を表示」のチェックを外す

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast6.png)

## 機能

Raycastでは主に次の機能が使用できます。

これらの機能以外にもストアから拡張機能を追加したり、TypeScript + Reactを用いて自身で開発を行うこともできます。

| 機能名 | 内容 |
| --- | --- |
| Applications | アプリ検索と起動 |
| File Search | ファイルの検索 |
| System | システム機能を使用 |
| Window Management | ウィンドウ位置やリサイズなど |
| Quicklinks | 登録したサイトの表示 |
| Clipboard History | クリップボード履歴 |
| Snippets | スニペットの作成と利用 |

### Applications

Applicationsはアプリの検索と起動を行うことができます。

先ほど設定したホットキーでRaycastを起動し、アプリ名を入力することでアプリの検索が行えます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast7.png)

### File Search

File Searchはファイルの検索を行うことができます。

検索を行いたいファイル名を入力すると**File Search**が表示されるので**Returnキー**を押下することでファイルの検索を行えます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast8.png)

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast9.png)

### System

Systemは**SleeP**や**Shut Down**などのシステム操作を行うことができます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast10.png)

### Window Management

Window Managementを使用すると開いているウィンドウ位置の調整やリサイズを行うことができます。

使用方法として**Window Management**を入力し、一覧から探す方法と**Left Half**などの動作から指定する方法があります。ただし、行える動作は全部で**56種類**も用意されているため、よく使用する物だけを選びAliasを登録することをおすすめします。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast11.png)

## おすすめ機能3選

Raycastに標準で用意されている「Quicklinks」「Clipboard History」「Snippets」は特におすすめの機能です。

特に「Clipboard History」と「Snippets」はAlfredでは**有料機能**となるため、無料で使用することができるのは大きなメリットといえます。詳しい機能説明と設定方法について解説を行います。

## Quicklinks

Quicklinksは予め登録をしているサイトを表示することができます。

Quicklinksのいい点はURLを登録するだけでなく、クエリを設定することができる点です。例えばAmazonのサイトを登録することで、公式サイトにアクセスせずともRaycast上で調べたい物を入力することで直接検索結果に飛ぶことができます。設定方法は次のとおりです。

### 1. 設定画面を開く

Raycastを開き、**⌘+,**で設定画面を開き、**Extensions**に移動します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast12.png)

### 2. Create New Quicklink

項目の中から**Quicklinks**を選び、**Create New Quicklink**より設定を行います。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast13.png)

### 3. Amazonを登録

今回はAmazonで商品検索を行うQuicklinkを登録するのでNameを「Amazon」とし、Linkに「https://www.amazon.co.jp/s?k={query}」を入力し、**⌘+Return**で保存します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast14.png)

### 4. 検索をする

以上でQuicklinkの登録は終了です。

Raycast上で「Amazon」と入力しReturnを押すと「query」に移動するので検索したい商品名を入力します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast15.png)

### 5. 検索結果の表示

Amazonで検索結果が表示されます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast16.png)

## Clipboard History

Clipboard Historyは最大**3ヶ月間**クリップボードにコピーした履歴を確認、再度使用することができます。

文章作成の時などに非常に重宝する機能で、文字や画像、ファイルなども履歴に残すことができます。さらに画像データなどは **⌘+O** でファインダーで開くこともできます。使用するには **Clipboard History** と入力することで機能を呼び出すことができますが、使いやすいように次の方法でホットキーを登録しましょう。

### 設定方法

設定画面を開き、項目から**Clipboard History**を選択し、**Hotkey**に任意のキーを入力します。

また、このとき**Keep History For**を3ヶ月に変更することをおすすめします。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast17.png)

### 使用方法

先ほど設定を行ったホットキーを入力することで履歴の確認が行えます。

画像データなどは開かずとも内容を確認することができ、**⌘+O**でファインダーで開くことも可能です。また、頻繁に使用する内容などは**⌘+⇧＋P**でピン留めすることもできます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast18.png)

## Snippets

Snippetsは予め登録をした定型文などを呼び出すことができる機能です。

イメージとしてはユーザー辞書のような物で、設定をしたキーワードを入力することで即時入力することができます。このSnippets機能が特に**エンジニア向け**の機能となっており、使用頻度の高いコードブロックなどを登録することで作業効率が**大幅に向上**します。次を参考に設定を行ってください。

### 1. 設定画面を開く

Raycastを開き、**Create Snippet**と入力をします。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast19.png)

### 2. Snippet登録

Name（登録したSnippetの説明）Snippet（本文）Keyword（呼び出したいキーワード）を入力します。

設定時のポイントはKeywordに登録した文字を入力すると**即時入力**されてしまうため、頭文字に記号などを設定するのがおすすめです。例えばHTMLのテンプレを登録したい場合は次のようになります。

例えば、よくあるHTMLのテンプレを登録する場合だと

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast20.png)

### 3. カーソル位置の設定

テンプレを使用する際、本文はその都度代わるため、入力カーソルを本文の位置に設定します。

右下の**+**を押すか**{**を入力することで設定画面が開きます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast21.png)

### 4. Cursor Position

Cursor Positionを選択し、カーソルの位置を指定し、**⌘+Return**で保存します。

その他にUUIDの入力や、現在クリップボードにコピーしている内容の挿入なども可能です。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast22.png)

### 5. Snippetの使用

先ほど設定をした**Keyword**を入力するだけで設定をしたテンプレが入力されます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast23.png)

### 番外編:ホットキーの設定

Keywordを入力することで即時入力されるのがメリットの1つですが、登録をしていくうちに数が多くなってしまい、Keywordを忘れてしまう場合もあると思います。

そんな時は**Extensions**設定から**Search Snippets**のホットキーを設定します。これにより、登録したSnippetのKeywordが思い出せなくても一覧から選択することができます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast24.png)

## 拡張機能のインストール

Raycastではこれまで紹介した機能以外に公式ストアから有志が作成した拡張機能のインストールや自分自身で開発を行い、実装を行うこともできます。

有志による拡張機能は2023年3月12日時点で**863個**公開されており、簡単にインストールすることができます。拡張機能のインストールにはアカウントの登録が必要になりますが、「Apple ID」「GitHub」「Googleアカウント」を使用することも可能です。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast25.png)

### 1. 拡張機能の選定

[公式ストア](https://www.raycast.com/store)から使用したい拡張機能を探します。

今回はSlavik Nychkalo氏が作成した**Google翻訳**の拡張機能のインストールを行います。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast26.png)

### 2. Welcome to the Store

初回のみWelcome to the Store画面が表示されるため、**Continue**より先に進みます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast27.png)

### 3. インストール

選択した拡張機能の概要が表示されるため、**Install Extension**を押下します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast28.png)

### 4. Language設定

インストールが完了すると翻訳を行う言語と翻訳後の言語設定が表示されるため、日本語を選択します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast29.png)

### 5. ホットキー設定

拡張機能を呼び出すためのホットキーを設定します。

**Extensions**設定から**Google Translate**内の**Translate**を選択し、ホットキーを設定します。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast30.png)

### 6. 拡張機能の使用

設定を行ったホットキーを入力すると**Google翻訳**が表示されるため、翻訳したい文を入力することで翻訳が行えます。

![raycast](https://storage.googleapis.com/envader-article-images/raycast/raycast31.png)

## まとめ

Raycastとは**無料提供**されているランチャーアプリの1つです。

PC内のアプリやファイルの検索、クリップボードの履歴表示にSnippet登録など沢山の機能が標準で用意されています。これらの機能を用いることでマウス操作をする必要がなくなり、**キーボードのみ**で操作を完結することができます。特に**Snippet機能**ではテンプレやコードブロックなど、使用頻度の高いものを登録することで作業効率を**大幅に向上**させることができます。標準で用意されている機能だけでなく、公式ストアには有志による**863個**もの拡張機能が公開されているため、自分専用にカスタマイズを行えば更に機能性が向上します。拡張機能は手軽にインストールできるだけでなく、**自身で開発**を行い実装することもできるため、使用できる機能は**無限**と言っていいほど広がります。

Raycastではさまざまな機能を無料で使用することができるため、今回はインストール方法からRaycastの活用術までを解説します。

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