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データベース基礎コース11/13

ALTER TABLE文でテーブル構造を変更しよう

こちらではMySQLを通じたデータベースの使い方について、既存のテーブルデータの変更方法について解説します。

今回はALTER TABLEを使ったテーブルの変更とDROP TABLEを使用したテーブルの削除について学んで参ります。

こちらの学習を通じて、データベースの使い方について理解を深めて行きましょう。

ALTER TABLEを使用したテーブル構造の変更

テーブル構造を変更したい場合には、まずALTER TABLEを記述し、続いて構造を変更したいテーブル名を指定した後に、適切な指示句と変更内容を記述していきます。

テーブル名の変更

変更対象のテーブル名の後ろにRENAME TO を記述し、続いて新しいテーブル名を指定します。

ALTER TABLE [既存のテーブル名] RENAME TO [変更後のテーブル名];

カラム名の変更/カラムの定義の変更

カラム名を変更したい場合にはRENAME COLUMNを記述し、続いて[既存のカラム名]TO[変更後のカラム名]の形式で新しいカラム名を指定します。

ALTER TABLE [テーブル名] RENAME COLUMN [既存のカラム名] TO [変更後のカラム名];

カラムの名前と定義を同時に変更したい場合にはCHANGEを記述し、新しいカラム名と新しい定義を指定します。

ALTER TABLE [テーブル名] CHANGE [既存のカラム名] [変更後のカラム名] [変更後の定義];

カラムの定義のみを変更する場合にはMODIFYを記述し、続いてカラム名と変更後の定義を指定します。

ALTER TABLE [テーブル名] MODIFY [カラム名] [変更後の定義];

カラムの追加と削除

テーブルに新しいカラムを追加する場合にはADDを記述し、追加したいカラム名とその定義を指定します。カラムを追加する位置を指定したい場合は、追加する位置の記述を最後に加えて下さい。位置を指定せずに追加した場合には、テーブルの最後の位置に追加されます。

#テーブルの先頭に追加したい場合
ALTER TABLE [テーブル名] ADD [追加したいカラム名] [変更後の定義] FIRST;

#カラム[id]の後ろに追加したい場合
ALTER TABLE [テーブル名] ADD [追加したいカラム名] [カラムの定義] AFTER [id];

またカラムを削除する場合には、DROPを記述した後に削除したいカラム名を指定します。

ALTER TABLE [テーブル名] DROP [カラム名];

テーブルの削除

既存のテーブルを削除する場合には、DROP TABLEを記述して削除したいテーブル名を指定します。

DROP TABLE [削除したいテーブル名];

まとめ

今回はテーブル構造の変更と削除について、主にALTER TABLEを使用した変更方法について学びました。

問題を解くためには、十分な画面サイズのPC環境をご利用下さい。