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データベース基礎コース8/13

UPDATE文でMySQLのデータを更新しよう

ここではUPDATE文について学んでいきます。

UPDATE文とは?

UPDATE文とはデータの内容を更新するためのSQL文のことを指します。

今回紹介する内容は以下の通りです。

  1. 基本的なUPDATE文の使い方
  2. 条件を指定してデータを更新する方法

基本的なUPDATE文の使い方

既存のデータを変更するには UPDATEを使用します。

使い方は以下のように UPDATE の次に変更したいデータを入れるテーブルを指定し、 SET の後に変更したいカラムとデータをセットで記述します。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1 ;

カラムが複数の場合は、カンマで区切ります。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1, カラム2=データ2 ... ;

条件を指定してデータを更新する

どのレコードを変更するか指定する場合は、 WHERE などで条件を指定する必要があります。

最もよく使う方法なのでぜひ理解しておきましょう。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1, カラム2=データ2... WHERE name="山田さん" ;

 WHERE などで条件を指定したときに何番目まで変更するのか指定する場合は オプションとして LIMITを指定します。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1, カラム2=データ2... WHERE name="山田さん" LIMIT 3;

値の小さい順に取り出したい場合は ORDER_BY カラム名 ASCを利用します。ASCは指定したカラムを昇順に並び替えます。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1 ORDER BY 並べ替えるカラム名 ASC LIMIT 5;

値の大きい順に取り出したい場合は ORDER_BY カラム名 DESCを利用します。DESCは指定したカラムを降順に並び替えます。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1 ORDER BY 並べ替えるカラム名 DESC LIMIT 5;

注意点

UPDATE文には必ず  WHERE で指定しましょう。指定しないとすべてのレコードが書き変わってしまいます。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1 WHERE カラム名=値;

まとめ

今回はUPDATE文について紹介しました。

最後に基本的な使い方をおさらいします。

UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1 ;
UPDATE テーブル名 SET カラム1=データ1, カラム2=データ2... WHERE name="山田さん" ;

実務でよく使う重要な技術なので基本的な知識だけでも覚えておきましょう。

問題を解くためには、十分な画面サイズのPC環境をご利用下さい。