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データベース基礎コース9/13

DELETE文でMySQLのデータを削除しよう

ここでは DELETE文について学んでいきます。

DELETE文とは?

DELETE文とはデータを削除するための SQL文のことを指します。

今回学ぶ内容は以下の通りです。

  1. 基本的なDELETE文の使い方
  2. 条件を指定してデータを削除する方法

基本的なDELETE文の使い方

テーブルからデータを削除するにはDELETEを使用します。

使い方は以下のように DELETE FROM の次に削除したいデータが存在するテーブル名を指定します。

DELETE FROM テーブル名;

DELETE FROM の後にテーブル名を書くだけで実行できます。

条件を指定してデータを削除する

どのレコードを削除するか指定する場合は、 WHERE などで条件を指定する必要があります。

最もよく使う方法なのでぜひ理解しておきましょう。

DELETE FROM テーブル名 WHERE name="山田さん" ;

指定したテーブル名の名前が山田さんのデータを削除できます。

 WHERE などで条件を指定したときに何番目まで削除するのか指定する場合は オプションとして LIMITを指定します。

DELETE FROM テーブル名 WHERE name="山田さん" LIMIT 3;

WHEREで指定するときに、指定した値より大きい値または小さい値を削除したい場合は ORDER_BY を利用します。

DELETE FROM テーブル名 WHERE 5 < id ORDER BY id;

指定したテーブル名のidが5より大きい値を削除します。

DELETE FROM テーブル名 WHERE 5 > id ORDER BY id;

指定したテーブル名のidが5より小さい値を削除します。

削除するカラムを絞る場合はLIMITを使用します。

DELETE FROM テーブル名 ORDER BY id ASC LIMIT 3;

指定したテーブル名の主キーを昇順に並べて上位3件を削除します。

DELETE FROM テーブル名 ORDER BY id DESC LIMIT 3;

指定したテーブル名の主キーを降順に並べて上位3件を削除します。

DELETE文の注意点

DELETE文には必ず  WHERE で指定しましょう。指定しないとすべてのレコードが削除されてしまいます。

DELETE FROM テーブル名 WHERE name="山田さん" ;

まとめ

今回はDELETE文について紹介しました。

基本的な使い方

DELETE FROM テーブル名;

条件付きのよく利用する使い方。

DELETE FROM テーブル名 WHERE name="山田さん" ;

実務でよく使う重要な技術なので基本的な知識だけでも覚えておきましょう。

問題を解くためには、十分な画面サイズのPC環境をご利用下さい。