1. ホーム
  2. 記事一覧
  3. エンジニアがLinuxコマンドを習得する理由

2024.03.18

エンジニアがLinuxコマンドを習得する理由

「なぜエンジニアがLinuxコマンドを学習する必要があるの?」

「Linuxコマンドを習得する意味ってなに?」

こうした疑問は、エンジニアとしてキャリアを築こうとする多くの初学者が持っているものです。結論から言えば、Linuxコマンドを習得すると、単に新しい技術スキルを身につける以上のメリットがあります。

この記事では、「エンジニアがLinuxコマンドを習得する理由」について解説しています。その他、「初学者が知っておきたいLinuxの基本」や「Linuxの学習方法」も紹介しているので、初学者はぜひ参考にしてください。

エンジニアがLinuxコマンドを習得する3つの理由

エンジニアがLinuxコマンドを習得した方が良いと言われるのには、理由があります。特に以下の3つは重要なポイントです。

  • 多くのソフトウェアが対応しているOSのため
  • システム開発の全般的な理解度が深まるため
  • エンジニアとしての業務の幅を広げられるため

多くのソフトウェアが対応しているOSのため

エンジニアとしてLinuxコマンドを学ぶべき理由として、**世界中で広く使われているオペレーティングシステム(OS)**である、という点があります。特にWebサーバーにおいては、Linuxが主な開発環境です。

その範囲は広く、一見するとWebとは関係ないサービスに見えても、Linuxが使われているケースがあります。裏側の処理をWeb上でしているためです。

また、Linuxは多様なソフトウェアやアプリケーションに対応しています。ビジネスユースで選ばれる可能性が高いため、身につけておいて損がありません。

システム開発の全般的な理解度が深まるため

Linuxコマンドの知識は、システム開発の全体像を掴むのに役立ちます。例えば、以下のような作業が必要になるためです。

  • 使用目的や用途に応じて適切な環境設定を行う
  • トラブルが起こったら自力で解決する必要がある
  • コマンドラインで操作するものが主流である

Linuxは、Windowsのようにインストールすれば手軽に使えるOSではありません。使用目的や用途に応じて、適切に環境設定をしなければいけません。トラブル発生の際も自力で解決しなければならず、コマンドライン操作であるため、システムそのものへの知識も必要です。

そのため、Linuxを扱っていると、自然とシステム開発への理解度が深められます。エンジニアのキャリアを考えても、習得するメリットは大きいのです。

エンジニアとしての業務の幅を広げられるため

Linuxコマンドを習得すると、エンジニアとしての業務範囲を大きく広げるチャンスにもなります。システム開発や構築、運用・保守の現場では、複数のOSを組み合わせて運用するケースもあるためです。

WindowsやMacだけ扱えるのと、Linuxまで使えるエンジニアを比較すれば、どちらが業務の幅を広げられるかは一目瞭然でしょう。

特にLinuxは、WebサーバーなどサーバーOSで選ばれやすいOSです。習得することで、インフラエンジニアといったキャリアも視野に入ってくるでしょう。

エンジニアが知っておきたいLinuxの4つの特徴

Linuxコマンドを扱う上で、知っておきたいのがLinuxの特徴です。特に以下の4種類は重要なので、覚えておきましょう。

  • 様々なシステムで使われている
  • 高い安定性と柔軟性がある
  • オープンソースのためトラブル調査や機能の把握がしやすい
  • Linuxには複数の種類がある

様々なシステムで使われている

Linuxは、世界中の様々なシステムで広く使われています。特にサーバー用のOSとして有名です。以下を見てみましょう。

  • Webサーバー
  • メールサーバー
  • DNSサーバー
  • FTPサーバー
  • 業務用サーバー
  • 組み込みシステム

サーバー用OSと言えばWindowsがお馴染みですが、Linuxも幅広いプラットフォームで採用されています。

エンジニアとしてLinuxコマンドを理解しておくと、そうした多様な環境での作業効率を大幅に向上できるでしょう。

高い安定性と柔軟性がある

Linuxは、高い安定性と柔軟性を誇っています。元来、サーバー用OSとしての利用を想定して開発された経緯があるためです。特定の企業に以前する製品でもないため、他社製品を柔軟に組み合わせる点も見逃せません。

これらのことから、長時間の稼働が必要なサーバー運用や、特定のニーズに合わせたカスタマイズが求められる開発プロジェクトで、特に価値を発揮します。しかも少ない量のメモリで動作するため、動作が重くなるといったトラブルも起こりません。企業にとって使いやすいOSなのです。

オープンソースのためトラブル調査や機能の把握がしやすい

Linuxは、ソースコードが公開されているオープンソースのOSです。WindowsやMacのように、開発元の企業しか知らないブラックボックスがありません。

ソースコードが公開されているため、問題が発生した際には原因を直接調査できます。コミュニティのサポートを受けながら解決策を見つける、といった方法も可能です。Linuxのスキルがあれば、ソースコードを追うだけでトラブルを把握できるようになるでしょう。

Linuxには複数の種類がある

Linuxには、発展・普及する過程で、ディストリビューション(配布版)と呼ばれる種類にわけられた経緯があります。代表的なのは、以下の3種類です。

  • Ubuntu
  • CentOS
  • Dabian
  • Fedora

最も利用されているのはUbuntuで、シェアは5割を超えます。ただし、それぞれ異なる特徴を持つため、用途に応じて使い分ける必要はあります。初学者には使いやすいUbuntu、サーバー用途では安定性の高いDebian、といった形です。

実際の業務でスムーズに使用するためにも、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

<関連記事>

Linuxのディストリビューションについて(ubuntu, centos)

エンジニアが知っておくべきLinuxコマンドが使われる状況

Linuxコマンドは、以下の状況下で良く利用されます。一例にはなりますが、どのような状況なのか見ていきましょう。

  • ファイル操作
  • プロセス管理
  • ネットワーク通信

ファイル操作

Linuxコマンドを使うと、ファイル操作を簡単にできます。例えば、以下のようなコマンドです。

  • cp:コピー
  • mv:移動
  • rm:削除

その他、複数のファイルを一括で処理したい場合のコマンドもあります。WindowsやMacではGUIになっている部分を、CUIで実行するイメージです。Linuxでも、コマンドを使えばファイル操作ができます。

プロセス管理

Linuxコマンドは、プロセス管理もできます。例えば、「ps」コマンドを使うと、現在実行されているプロセスを一覧で確認可能です。不要なプロセスがあれば、「kill」コマンドで強制終了できます。

さらに、バックグラウンドで実行しているプロセスを管理するなら、「screen」コマンドを使えばOKです。

LinuxでもGUIと同じようにプロセス管理ができると覚えておきましょう。

ネットワーク通信

Linuxは、ネットワーク通信も得意です。サーバーとの通信を確定するための「ssh」コマンドや、ネットワーク上の機器の状態を確認する「ping」コマンドがあります。

他にもホスト名を表示したり、ipアドレスを確認したりも可能です。インフラエンジニアを目指している人は、なるべく覚えておくと良いでしょう。

エンジニアにオススメのLinuxコマンド学習法4選

Linuxのコマンドを学習するのなら、以下の4つの方法がオススメです。自分に合ったものを選びましょう。

  • 自宅PCにLinux環境を用意して勉強する
  • 本を読んで勉強をする
  • Linuxの資格を利用して学習する
  • 学習サイトを使って身につける

自宅PCにLinux環境を用意して勉強する

自宅にPCがある場合、活用してみましょう。Windows・Mac問わず、仮想化環境を作ればLinuxをインストールできます。無料で利用できるものが提供されているので、費用もかかりません。

実践は最高の学習法です。自宅PCを使って、実際の環境でコマンド操作を練習しましょう。Linuxの基本から応用まで幅広く習得できます。

<関連記事>

【Linux】UTMを用いてM1 MacBookにUbuntuの仮想化環境を構築する

【Linux】仮想化ソフトUTMを用いてM1 MacにCentOS7を導入する方法

本を読んで勉強をする

Linuxは人気なため、様々な書籍が刊行されています。特にLinuxコマンドに関する書籍は、初学者から上級者まで幅広くカバーしています。

実際のコマンド例とともに説明されているものなら、読みながらすぐに実践できます。自宅PC環境とセットで活用すると、効果的に学べるためオススメです。

Linuxの資格を利用して学習する

Linuxの資格取得を目指しながら、自然と学習する方法もあります。例えば、以下のような資格です。

  • LinuC
  • LPIC
  • Red Hat認定資格試験
  • Linux Foundation認定資格

このように、多くのLinux関連資格があります。資格試験の勉強を通じて、Linuxコマンドの基礎から応用までを系統だって学べるため、一石二鳥です。

資格取得後は、エンジニアとしてのスキルを証明できるため、就職や転職で活かせます。メリットの大きい学習方法と言えるでしょう。

<関連記事>

Linuxの認定資格LpicとLinuCどっちを取得すべき?

学習サイトを使って身につける

オンラインの学習サイトを使って、Linuxコマンドを学ぶ方法もオススメです。スマートフォンを使えば、通勤や休憩時間といった隙間時間も活用できるため、効率的に学べます。オススメの学習サイトは、以下です。

  • Udemy
  • Ping-t
  • Tech With Tim Linuxビギナーズシリーズ
  • paiza
  • エンベーダー

学習スタイルは個人によって異なるため、自分に合った学習サイトを選びましょう。楽しみながら学びたいのであれば、エンベーダーのようにゲーム感覚で学べる学習サイトが最適です。モチベーションを維持しながらLinuxコマンドを身につけられます。

エンジニアはLinuxコマンドを習得しよう

Linuxコマンドの習得は、エンジニアとしてのスキル向上に直結します。インフラエンジニアには必須のスキルです。エンジニアを目指そうと考えている初学者は、学べる環境を作って身につけていきましょう。

気軽に学べる学習サイトを探しているのなら、エンベーダーがオススメです。ゲーム感覚でLinuxコマンドを習得できるため、モチベーションを維持して学習できます。無料で遊べるので、ぜひ1度体験してみてください。

【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

「フリーランスエンジニア」

近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

note記事3000いいね超えの殿堂記事 今すぐ読む

エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

RareTECH 無料体験授業開催中! オンラインにて実施中! Top10%のエンジニアになる秘訣を伝授します! RareTECH講師への質疑応答可

関連記事