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LinuC Level1 v10.0 対策コース(パート2)10/29

IPアドレス/ Macアドレス

この記事では、ネットワークを使用する上で欠かせない「IPアドレス・Macアドレス」などを理解し、適切に利用するためのコマンドについて解説していきます。

ネットワークを知るうえで必要不可欠な知識なので、ぜひ覚えてください。

Windows環境でネットワークインターフェースを確認するためのipconfigはこちらの記事で解説しています。

https://envader.plus/course/12/scenario/1127

IPアドレス・Macアドレスについて

IPアドレスはインターネット上でデバイスを識別するための番号、Macアドレスは、デバイスのネットワークインターフェースカードに組み込まれた、ローカルネットワーク上でデバイスを一意に識別するための物理的なアドレスです。

IPアドレスとは

IPアドレスは、インターネット上でデバイスを一意に識別するために使用される番号です。IPv4アドレスは32ビット、IPv6アドレスは128ビットの数字で構成され、それぞれネットワークとホストを識別するために使用されます。IPアドレスは、TCP/IPプロトコルでの通信に必要であり、Webサイトへのアクセスなど、インターネット上のほとんどすべての通信に使用されます。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

https://envader.plus/course/12/scenario/1138

Macアドレスとは

Macアドレスとはその電子機器固有のアドレスです。用途としてデータの送り先の指定に使われます。先ほどの例で例えるとデータの最終的な送り先は「東京都港区○○町□□ビル8階△△のパソコン」です。

しかし、ここにデータを直接送ることはできません。データの送信にはいくつかのサーバー(コンピューター)を経由する必要があります。

荷物の配達で例えると、東京営業所→港区営業所→○○町営業所→□□ビル のように段階を踏む必要があります。

その時の 次どこに荷物(データ)を送るかがMacアドレスによって決められます。

つまり、Macアドレスとはネットワーク上の特定のデバイスを一意に識別するために使われるアドレスです。

ネットワーク上での問題の原因を調査するコマンド

「traceroute」と「tracepath」は、データパケットが送信元から目的地までに経由する経路とその経路上の各ホップ(ルーターやゲートウェイ)の待ち時間を表示するコマンドです。これにより、ネットワーク上で問題が発生している場所を特定することができます。「tracepath」は、より高速に動作し、最初の10個のネットワークホップを表示することができます。これらのコマンドを使用することで、ネットワーク上の問題を特定し、解決することができます。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

https://envader.plus/course/12/scenario/1022

まとめ

今回はコンピュータに接続されているネットワークを確認するためのコマンドとIPアドレス、Macアドレスなどについて学習しました。

今回紹介した以外にもオプションがあったり、ネットワークはさらに奥が深いです。興味がある方は是非、調べてみて下さい。

問題を解くためには、十分な画面サイズのPC環境をご利用下さい。