エンジニアは外出先で仕事をすることが多くあります。リモートワークであっても、自宅ではなくカフェなどで作業できるのがエンジニアの魅力です。
そのような時に気になるのが、バッテリー。コンセントがあれば良いのですが、そう都合良くあるものではありません。
そんな時に活用したいアイテムが大容量のモバイルバッテリーです。スマートフォンはもちろん、パソコンへの充電もできるためエンジニアにとっては必需品とも言えます。
今回はエンジニアの方にオススメな、大容量モバイルバッテリーについて解説します。
エンジニアには大容量のモバイルバッテリーがオススメ
エンジニアはノートPCさえあれば、場所を選ばずに働ける仕事です。リモートワークであっても外で作業する方が多くいます。
ですが、外出先でモバイルバッテリーを使う際、容量面で不安が残ります。容量の少ないモバイルバッテリーだと、ノートPCへの電力供給ができないからです。近年はスマートフォンのバッテリーも大容量化しているため、より一層深刻になっています。
過不足なく使うのであれば、最低でも2個を用意しておきましょう。充電中にもう1つを使えばいいので、ストレスなくモバイルバッテリーを活用できます。
エンジニア向け大容量モバイルバッテリーの選び方
エンジニアの方には、大容量のモバイルバッテリーがオススメです。多くのメーカーから販売されているため、何を選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。
モバイルバッテリーを選ぶ際は、以下の7つの点を意識してください。
- 容量で選ぶ
- 出力電流で選ぶ
- Qi対応かで選ぶ
- サイズで選ぶ
- 安全機構をチェックする
- PSEマークがあるかチェックする
- ポート数をチェックする
容量で選ぶ
モバイルバッテリーを選ぶ際は、必ず容量をチェックしましょう。容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」で表記され、数字が大きいほどバッテリーの容量が大きくなります。
スマートフォンの場合、最大でも5000mAhの容量なので、それを基準に選ぶと判断すると良いでしょう。
- 10000mAh:スマートフォン充電用(1~2回可能)
- 20000mAh:パソコン使用用
- 50000mAh:災害時やキャンプ用
以上がおおよその目安です。容量が大きいほどできる幅が増えるので、使う場面に合わせて選択してください。
出力電流で選ぶ
出力電流も重要なポイントです。特に急速充電にこだわるのなら、出力が大きいものほど充電速度が速くなります。
電流の出力はA(アンペア)で表記され、1Aが一般的な出力です。スマートフォン程度なら1Aで充分ですが、タブレットとなると2Aが理想とされています。
何に使うのかを前提に選びましょう。
Qi対応かで選ぶ
スマートフォンに充電する場合、Qi(チー)対応かどうかを確認しましょう。置くだけで充電してくれるので、接続する煩わしさがありません。
特に効果を発揮するのが、外出時です。接続するケーブルを1本減らせるため、荷物を軽くできます。 非常に便利ですが、以下の点には注意しましょう。
- 充電速度はケーブルより遅い
- スマートフォンがQi対応していなければ使えない
非常に取り回しが良くなるので、使っているスマートフォンの機能を確認してから購入することをオススメします。
サイズで選ぶ
モバイルバッテリーは持ち運ぶためのバッテリーです。そのため、持ち運びやすいサイズなのかどうかは重要なポイントとなります。
特に毎日持ち運んで使用するのであれば、サイズはもちろん軽さも意識しましょう。
一般的に大容量になればなるほどバッテリーのサイズが大きくなるため、サイズ・重量ともに増えます。
手に持って使っていると疲労度にも直結する大切なポイントです。なるべく軽いものを選ぶようにしてください。
安全機構をチェックする
モバイルバッテリーは大量の電気をため込んでいる機器です。安全機構があるかどうかは、必ずチェックしましょう。急に発火してしまうと、命に関わる危険性も。
- 充電中のショート
- 過充電による発火
代表的な事故は上記2つですが、様々な要因で怪我をする可能性が考えられます。そのためモバイルバッテリーの中には、使用上のトラブル防止を目的に安全機能を搭載しているモデルがあります。
安心して使うためにも、安全機構の有無はチェックしましょう。
PSEマークがあるかチェックする
モバイルバッテリーの中には、PSEマークがついているものがあります。PSEマークとは、電気製品の安全性に関する法律の基準をクリアしているかどうかの指標です。
先述した安全機構に関わるもう1つのチェック方法と言えます。
過去に何度も起こった発火事故の教訓によるものです。安心安全に使うためにも、なるべくPSEマークがついているものを選んでください。
ポート数をチェックする
複数の機器を同時に接続する場合、ポート数も重要です。スマートフォンだけなら1個のポートで問題ありませんが、タブレットやノートPCまで同時に充電したいならポートはあるほど使いやすくなります。
自分が実際にどれだけのデバイスを持ち運ぶかで選べばOKです。ケーブルを差し替える手間が省けるため、スマートに充電できます。
エンジニア向けオススメ大容量モバイルバッテリー
ここからはエンジニアの方向けにオススメの大容量モバイルバッテリーを紹介します。どれも使いやすいものなので、ぜひ参考にしてください。
ANKER 633 Magnetic Battery
画像引用:ANKER 633 Magnetic Battery公式サイト
ANKER 633 Magnetic Batteryは、Amazonで人気のANKERが誇るモバイルバッテリーです。容量も10,000mAhあるため、スマートフォンなら2回充電できます。
同時に2台まで接続でき、急速充電にも対応。更にQiにも対応しているため、初めてのモバイルバッテリーとして最適です。サイズもコンパクトで持ち運びしやすいため、過不足なく使えます。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
同時充電可能代数 | 2台 |
急速充電 | ○ |
Qi対応 | ○ |
重量 | 218g |
ADATA TECHNOLOGY P20000 QCDパワーバンク
画像引用:ADATA TECHNOLOGY P20000 QCDパワーバンク公式サイト
パソコン周辺機器で有名なADATAからもモバイルバッテリーが提供されています。パワーバンクはその名の通りバッテリー容量が非常に大きいモデルです。20,000mAhもあるため、スマートフォン単体なら4回も充電できます。
Qiには対応していませんが、最大3台まで同時充電が可能です。大容量ながらも365gと比較的コンパクトなのもポイント。電池残量も表示されるため、非常に使いやすいモバイルバッテリーといえます。
バッテリー容量 | 20,000mAh |
---|---|
同時充電可能代数 | 3台 |
急速充電 | ○ |
Qi対応 | × |
重量 | 365g |
ANKER 733 Power Bank
画像引用:ANKER 733 Power Bank公式サイト
ANKERの733 Power Bankは、3台同時充電ができるモバイルバッテリーです。急速充電まで対応していることに加え、MacBookProまでカバーしてくれる出力を持ちます。
バッテリー容量も10,000mAhと不足ありません。コンセントプラグが折りたたみ式となっているため、持ち運び時に鞄の中で引っかからない点も地味ながら嬉しいポイント。 MacBookにも使えるモバイルバッテリーを探している方にオススメです。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
同時充電可能代数 | 3台 |
急速充電 | ○ |
Qi対応 | × |
重量 | 320g |
SMATCOBY Pro PLUG 30W
画像引用:SMARTCOBY Pro PLUG 30W公式サイト
SMARTCOBY Pro PLUG 30Wは、クラウドファンディングで多数の支援を得て作られたモバイルバッテリーです。10,000mAhのモバイルバッテリーとしての機能の他、プラグに刺すことで受電器としても使えます。
スマートフォンはもちろん、MacBookやノートPCまで幅広く使える点も魅力です。手のひらサイズと小型であるため、持ち運ぶ際にも困りません。残量表示もしてくれるので、非常に使いやすいモバイルバッテリーとなっています。
バッテリー容量 | 10,000mAh |
---|---|
同時充電可能代数 | 2台 |
急速充電 | ○ |
Qi対応 | × |
重量 | 265g |
エンジニアは大容量のモバイルバッテリーを持ち運ぼう
外出して仕事をすることが多いエンジニアにとって、モバイルバッテリーは重要なアイテムです。大容量であればあるほど複数の機器に充電できるため、なるべく大容量のものを選びましょう。
モバイルバッテリーを選ぶ際は、容量はもちろんQiやサイズなど自身の使う場面と照らし合わせてみることが大切です。電気関係なので、安全対策がされているかも必ずチェックしましょう。発火してしまうと命の危険になることすらあります。
自分に合ったモバイルバッテリーを購入して、快適な作業空間を作ってくださいね。
【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話
プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。
「フリーランスエンジニア」
近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。
「成功する人とそうでない人の違いは何か?」
私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。
比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。
多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、
エンベーダー編集部
エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。
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