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2024.03.28

エンジニアの疲労軽減にはマウスを選ぼう

エンジニアの作業効率を左右する要因の1つに、「マウス」があります。何気なく使うものなので軽視しがちですが、適切なマウスを選ぶと、疲労の軽減だけでなく、プログラミングの効率も大きく改善されます。エンジニアにとって、重要な道具なのです

そこで今回は、エンジニアにオススメのマウスを紹介します。正しい使い方についても解説しているので、「マウスは必要ない」「マウスなんて何でもいい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

エンジニアはマウスを使わないは嘘

「エンジニアにはマウスは必要ない」という人がいます。実際、Googleでの検索でも出てくるほど、マウス不要論があります。ですが、マウスはあった方が遙かに良いのが実状です。

なぜ必要なのか、以下の3つの観点から解説します。

  • パソコン作業で欠かせない
  • プログラミング効率を劇的に改善できる
  • 疲労を軽減できる

パソコン作業で欠かせない

マウスは、パソコン作業に欠かせません。キーボードだけでは実現できない、スピーディーな操作が可能なためです。エンジニアのみならず、様々な職種で作業効率に直結するツールとなっています。

例えば、複数のウィンドウを同時に扱う作業の場合。マウスの方が圧倒的に早く、正確な選択ができます。

また、ノートパソコンにはトラックパッドがありますが、マウスと比べると操作性には劣ります。より作業効率を意識するのなら、マウスは必需品です。

プログラミング効率を劇的に改善できる

適切なマウスを使用すると、プログラミングの効率が大きく変わります。特に、複雑なコードを扱う際、編集やデバッグ作業においてマウスの精度と速度が重要になります。

例えば、高機能なマウスでは複数のボタンをカスタマイズできるため、特定の機能や操作に割り当てれば瞬時の操作が可能です。

キーボードのショートカットと合わせて使えば、プログラミングの効率を大きく改善できるでしょう。

疲労を軽減できる

エルゴノミクスデザインのようなマウスを選べば、長時間のパソコン作業による手や肩の疲労を大幅に軽減できます。手の形状に自然とフィットする設計のマウスは使用感が良く、長時間作業しても疲れにくいのです。

他にもエルゴノミクスデザインだけなく、リストレストがついたマウスや、手のひらの大きさに合わせて選べるマウスがあります。

体に負担をかけないという意味でも、マウスを使う意味は非常に大きいのです。

エルゴノミクスデザインのマウスだと疲れにくい

出典:サンワサプライ

近年、人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインのマウスが人気です。通常のマウスと比べると化な形をしていますが、手の形状や動きを考慮した設計なので、手や腕への負担を大きく減少させられます。ちょうど、握手をするような手の向きでマウスを操作する形です。

手を本来ある向きで使うため、疲労や手の痛みを感じにくく、より快適に作業を続けられます。

エンジニアは長時間パソコンを使う仕事です。少しでも疲労感を解消する方法として、エルゴノミクスデザインのマウスを使用してみるのも良いでしょう。

エンジニアが知っておきたい疲れにくいマウスの使い方3選

マウスを使うにあたって知っておきたいのが、「疲れにくい使い方」です。マウスには疲れにくい使い方があります。以下を意識するだけで通常のマウスでも疲労度が大きく変わります。ぜひ意識してみてください。

  • 手のひらを密着させて使う
  • 肘の角度を90度にして使う
  • マウスパッドやリストレストを使う

手のひらを密着させて使う

マウスは、手のひら全体を密着させて使うのが、正しい持ち方になります。手のひらとマウスの接触面積が増えると、手への負担が均等に分散されるためです。ポインタを移動させる際は、手のひらをマウスに密着させたまま、動かしましょう。この際、人差し指と中指をマウスの先端に乗せておくと、クリックの疲労も軽減できるためオススメです。

難しく感じる場合は、マウスを握る際に手のひらを完全に乗せ、指先ではなく手の全体で操作するようイメージしてみてください。長時間の作業でも手の疲れを感じにくくなります。

肘の角度を90度にして使う

作業デスクでマウスを使用する際には、肘の角度も重要です。約90度に保つように意識しましょう。最も疲労を感じにくい角度です。特に、以下の症状に苦しめられている方は、1度意識してみてください。

  • 手首の痛み
  • ひどい肩こり

肘が90度になると、腕と手の自然な位置を保ちつつ、最もリラックスした状態で作業を行える姿勢になります。イスの高さを調整し、腕がデスクに自然に乗るようにするようにしてみましょう。肘掛けがある場合は、高さ調整をしてみてください。腕や肩の緊張が軽減され、長時間作業しても痛みを感じにくくなります。

マウスパッドやリストレストを使う

マウスパッドやリストレストも使いましょう。手首への負担を軽減し、快適なマウス操作ができます。特にリストレストは、手首を自然な位置に保ちながら、長時間のマウス使用による疲労を軽減できるアイテムです。マウスを使うのであれば、必ず揃えておきましょう。

また、近年はゲーミングマウスを中心に「充電できるマウスパッド」も登場しています。対応しているマウスをマウスパッドの上に置いておくだけで充電してくれるので、電池切れの心配もありません。ワイヤレスのマウスが欲しい方は、検討してみてください。

【2024年最新版】エンジニアにオススメのマウス5選

ここからは、エンジニアにオススメのマウスを5つ紹介します。価格はもちろん、使い勝手の良さも考慮しているので、マウス選びの参考にしてください。

モデルタイプ特徴
ロジクール MX Master3sワイヤレス高精度トラッキング、カスタマイズ可能なボタン、エルゴノミックデザイン
バッファロー BSMBW315BKワイヤレス静音クリック、長期間バッテリー持続、コンパクト
ロジクール ERGO M575Sワイヤレス トラックボールワイヤレス トラックボールエルゴノミクストラックボール、手首の負担軽減、長時間作業向け
ELECOM M-XGL20DLBKワイヤレスゲーミングに最適、高速レスポンス、カスタマイズ可能なボタン
Perixx PERIMICE-719ワイヤレスエルゴノミックデザイン、垂直型で手首の負担軽減、調整可能なDPI

ロジクール | MX Master3s

出典:ロジクール「MX Master3s」

ロジクールの「MX Master3s」は、充電式のワイヤレスマウスです。通常のマウスに加えて、自由にカスタマイズできるボタンが3つ搭載されています。

中でも注目したいのが、1秒間に1,000行のスクロールが可能な超高速スクロールホイールです。スクロール作業が多いエンジニアにとって、非常に嬉しい機能となっています。

1分の充電で3時間も使えるため、持ち運ぶ際の電池切れもあまり心配しなくて良い点もポイントです。お値段以上の活躍をしてくれるでしょう。

バッファロー | BSMBW315BK

出典:バッファロー「BSMBW315BK」

バッファローの「BSMBW315BK」は、お手軽なのに使いやすいワイヤレスマウスです。必要な機能だけが欲しい、という方にオススメのモデルとなっています。本体も60gと非常に軽いため、持ち運びに最適です。

また、親指の部分には「戻る」「進む」のボタンが搭載されています。1,000円程度と非常に安価ながら、使い勝手の良いマウスといえるでしょう。

ロジクール | ERGO M575Sワイヤレス トラックボール

出典:Amazon

ロジクールの「ERGO M575Sワイヤレス トラックボール」は、非常に人気のトラックボールマウスです。迷ったらこれを買っておけばいい、というくらい高い評価を得ています。

ボールコントロールがなめらかで、マウスを置くスペースさえあれば使える点も魅力です。小スペースでマウスを使いたい方にピッタリといえるでしょう。

ただし、親指で操作するタイプであるため、「24インチ以上の大きな画面」や「デュアルディスプレイ以上の環境」ではオススメできません。腱鞘炎になる可能性があります。その際は、親指ではなく中指で操作するタイプを選びましょう。

<関連記事>

プログラミング初心者にお勧めなマウス・トラックボールマウスの選び方

ELECOM | M-XGL20DLBK

出典:ELECOM「M-XGL20DLBK」

ELECOMの「M-XGL20DLBK」は、8つのボタンを搭載しているマウスです。2ヶ所に好みの機能を割り当てられるため、ショートカットなどを駆使して操作したい方に向いています。資料作成やコーディングなどで活躍してくれるでしょう。

現場で使うよりデスクワークなどで活躍してくれるマウスです。

Perixx | PERIMICE-719

出典:Amazon

Perixxの「PERIMICE-719」は、人間工学を採用したマウスです。斜めになっているため、手への痛みを最大限抑えられます。長時間作業していると手首が痛くなる方にオススメです。

機能面でも5つのボタンを搭載しているため、作業効率の向上に期待できます。長時間のコーディングや構築など、長い時間マウスを持ち続けなければいけないシーンで、活躍してくれるでしょう。

エンジニアはマウスを使って作業を効率化しよう

エンジニアにとって、マウスは作業効率を向上できるアイテムの1つです。キーボードとセットで、自分に合ったものを選びましょう

マウスには通常タイプやトラックボールマウス、エルゴノミクスデザインのマウスなど、様々な形状があります。実際に触れてみないとわからないものも多いため、まずは家電量販店で触ってみることをオススメします。

エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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