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2024.02.29

副業を目的にプログラマーになりたいと言うのはあり?

「副業でエンジニアやプログラマーになれるの?」「未経験者でも副業でエンジニアやプログラマーを目指せる?」

このような疑問は、多くの人が持っています。特に、これから副業をしようと考えている未経験者にとって、どこから手をつけていいかわからないというのは、大きな課題です。

結論をいえば、未経験でも副業でエンジニアやプログラマーになれます。選択肢として非常に良いでしょう。

今回は、「副業としてエンジニアやプログラマーになる方法」について解説します。副業にする際に気をつけたい注意点や意識したいポイントも紹介しているので、初学者はぜひ参考にしてください。

副業したいからエンジニアやプログラマーになるのはアリ

「副業したいからエンジニアやプログラマーになろう」と考えるのは、非常に良い選択肢です。以下の理由が背景にあります。

  • 土日だけ在宅ワークをする層が増えている
  • 単価が高いため土日だけでも大きな収入になる
  • 未経験からでも挑戦できる

土日だけ在宅ワークをする層が増えている

副業としてエンジニアやプログラマーを選ぶ人が増えています。コロナ禍でテレワークやリモートワークを推進した結果、在宅ワークがしやすい環境が整ったためです。

他にも以下のメリットから副業を始める層もいます。

  • 新しいスキルを身につけられるから
  • 人脈を広げられるから

どちらもメリットが大きい点は同じです。物価高による生活難も理由に入る層もいるでしょう。様々な理由から、土日だけ在宅ワークをする層が増えているのです。

単価が高いため土日だけでも大きな収入になる

エンジニアやプログラマーの仕事は専門的なスキルが必要なため、単価が高い傾向にあります。そのため、副業として非常に魅力的です。土日だけ働いても、大きな収入になるでしょう。

実際に、週末だけフリーランスのエンジニアやプログラマーとして活動し、本業とは別に安定した収入源を確保している人もいます。

こうした点が、多くの人が副業としてエンジニアリングの道を選ぶ、大きな理由の1つです。

未経験からでも挑戦できる

エンジニアやプログラマーとして副業として始めるのは、未経験者でも十分に可能です。現在、インターネットには初学者向けの学習コンテンツが豊富にあります。基本から応用まで、独学でも学べる環境が整っているのです。

未経験からスタートして成功している人の事例も多く、挑戦する上で大きな励みになります。必要なのは、学ぶ意欲と継続する努力だけです。

未経験からでもエンジニアやプログラマーとして副業を始められる点も、多くの人が挑戦している理由となっています。

副業でエンジニアやプログラマーを始めるために確認しておきたいポイント3選

副業でエンジニアやプログラマーを始める前に、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 勤め先の就業規則を確認しておく
  • 確定申告の基礎知識をつけておく
  • 契約内容を書面で残しておく

勤め先の就業規則を確認しておく

副業を始める前に、現在の勤務先の就業規則を確認しましょう。企業によっては、副業を禁止しているケースもあるためです。

ただし大前提として、国は副業を違法としていません。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、労働者が労働以外の時間をどのように利用するかは自由であると記載されています。

会社の規則よりも国の法律の方が重視されるので、法律的には問題ありません。しかしながら、副業をすることで何らかのトラブルやリスクが発生する可能性があります。

そういった事態を避けるためにも、自分が属する企業のルールをしっかり理解しておきましょう。

確定申告の基礎知識をつけておく

副業から得た収入には税金がかかります。副収入が20万円以上になると、自分で確定申告をしなければなりません。そのため、確定申告の基礎知識は必須です。インボイス制度の知識も含めて、勉強しておきましょう。

確定申告の期間は、通常2月16日~3月15日までとなっています。期間内に申告しないと追加で課税される可能性もあるため、早めに行動するよう意識してください。

なお、確定申告については以下の記事で詳しく解説しています。

https://envader.plus/article/255

契約内容を書面で残しておく

副業でプロジェクトに参加する際は、契約内容を書面で残しておきましょう。口頭やメールの合意だけで進めるケースもありますが、後々のトラブルの原因となる可能性があります。身を守るためにも、契約書は必須です。

副業といえども、お金を扱う商取引となります。仕事の範囲や納期、報酬の額などの具体的な内容を書面で残すよう意識してください。

未経験から副業でエンジニアやプログラマーを目指すためのロードマップ

未経験からエンジニアやプログラマーの副業をしようと考えた場合、どのような手順で進めればいいのか迷ってしまうものです。そんな場合は、以下の手順で進めてみてください。

  1. 副業する目的を決める
  2. 必要なスキルを身につける
  3. クラウドソーシングなどで未経験向けの案件に応募する

Step1.副業する目的を決める

副業を始めるために、まずは自分が何のために副業をするのかを明確化しておきましょう。目的を決めるわけです。例えば以下のような。

  • 収入を増やしたい
  • 副業で月に3万~5万円を稼ぎたい
  • 新しいスキルを身につけたい
  • 将来のキャリアチェンジに活かしたい
  • 実務経験を積みたい

目的は、人によって目的は様々です。

意識したいのが、具体的にイメージする点。具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。

Step2.必要なスキルを身につける

エンジニアやプログラマーとして副業を始めるためには、必要なスキルを身につけなければいけません。目的から逆算して、身につけやすいスキルから学ぶと良いでしょう

まずは、プログラミング言語の基礎から始め、Web開発やアプリ開発など、自分が興味を持つ分野について学んでいく方法が一般的です。個人差はありますが、身につけるまでは以下の期間がかかります。

  • プログラミングスキルを習得する:3ヶ月~6ヶ月
  • ポートフォリオを作成する:2ヶ月

オンラインのプログラミング講座やチュートリアルを利用して、実際に手を動かしながら学習を進めると良いでしょう。

Step3.クラウドソーシングなどで未経験向けの案件に応募する

スキルをある程度身につけたら、クラウドソーシングサイトなどを利用して、未経験向けの案件に応募しましょう。小さなプロジェクトから始めて徐々に経験を積み、実務の流れを理解していきます。仕事を通じて自信もつけられるでしょう。

Webサイトの簡単な修正作業や制作など、初学者でも挑戦しやすい案件は多くあります。実績としても活用できるため、まずは小さな案件から獲得していきましょう。

副業でエンジニアやプログラマーとして収入を得るコツ3選

副業でエンジニアやプログラマーを始める際、収入を得るためには以下のコツを意識して仕事をしてみてください。

  • 時間管理を意識する
  • コミュニケーション能力を磨く
  • 副業に適したプロジェクトを選ぶ

時間管理を意識する

副業で成功するためには、効率的な時間管理が不可欠です。本業と副業のバランスを保ちながら、限られた時間の中で最大限の成果を出すよう意識しましょう。

例えば、タスク管理ツールを使って仕事の優先順位をつけ、日々の進捗を可視化するといった形です。副業前に1日の時間割を詳細に作ると、無駄な時間を見つけ出せます。

時間管理を意識し、副業に使う時間を確保していきましょう。

コミュニケーション能力を磨く

副業エンジニアやプログラマーとして収入を増やすには、コミュニケーション能力の向上が欠かせません。ひとりでパソコンに向かっているイメージがあるかもしれませんが、実際はクライアントやチームメンバーとのコミュニケーションが必要です。

自分のコミュニケーションが不安な人は、日々の生活の中で少しずつ磨いていくよう意識してください。

なお、コミュニケーションを向上させるヒントについては以下の記事で解説しています。

https://envader.plus/article/219

副業に適したプロジェクトを選ぶ

副業で収入を得るためには、自分に適したプロジェクトの選定が重要です。自分のスキルや経験、使える時間を考慮してプロジェクトを選びましょう。納期に追われることなく作業を進められます。

初学者にオススメなのは、短期間で完了する小規模なプロジェクトや、自分の得意分野に関連する仕事です。効率よく収入を得られ、実績にも繋がります。

適切なプロジェクト選びは、副業で成功する近道だと覚えておきましょう。

未経験者でも副業でエンジニアやプログラマーを目指せる

未経験でも副業でエンジニアやプログラマーは目指せます。土日だけ在宅ワーカーとして働いている層も増えているため、参入の壁は高くありません。副業する目的を明確化し、スキルを身につけてから挑戦すると良いでしょう。

ただし、副業の際は勤め先の就業規則を確認したり、確定申告の準備をしたりする必要があります。トラブルにしないためにも、事前の確認を怠らないようにしてくださいね。

エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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