近年、安全性が高く防犯にも期待できるということで、スマートロックが注目を集めています。遠隔からドアの施錠を確認できるのはもちろん、両手が塞がっていても解錠できることから、生活が快適になります。
出先で「あ、鍵ちゃんと閉めたっけ?」と不安を感じた時は誰しもあるでしょう。スマートロックを導入していれば、スマホさえあればすぐに確認できて安心です。
今回はそんなスマートロックについて解説します。1度導入すれば手放せなくなるほど快適になりますが、気をつけたいデメリットもあります。導入している人のレビューも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
スマートロックとは鍵を使わずに施錠管理するシステム
スマートロックとは、鍵を使わずに施錠管理をするシステムのことです。物理的な鍵が必要なく、ドア側に取り付けた錠の開閉を行う機器によって動作しています。
一口にスマートロックと言ってもその種類は様々で、2023年7月現在は以下の6つが採用されています。
- ハンズフリー
- スマホのアプリ
- ICカード
- キーパッド(暗証番号)
- 顔認証
- 指紋認証
最新のドアでは機能として組み込まれているため、新築やリフォームで導入した方も多いでしょう。
そんなスマートロックには、以下の特徴があります。
- スマホと連携して操作できる
- 安全性が高い
- レンタルにも対応している
- スマートホームの一部
スマホと連携して操作できる
スマートロックの中には、スマホと連携して操作できるタイプがあります。専用のアプリをインストールすることで、ドアの解錠や施錠を管理できます。開け閉めにわざわざ鍵を出す必要がないため、非常に楽です。
家族や友人が訪ねてきた際は、ワンタイムパスワードを発行すれば、一時的に解錠できる権限を相手に譲渡できます。
スマホ1台さえあれば鍵を作る必要すらないのは、大きな魅力です。
安全性が高い
スマートロックは安全性が高い点も特徴です。金属製の鍵が必要ないため、紛失・複製のリスクが発生しません。
スマホと連携すれば外出先から施錠を確認できますし、種類によってはオートロック機能まで搭載されています。閉め出される可能性はあるものの、防犯面での安全性は極めて高いと言えるでしょう。
アプリを使えばスマートロックの解錠・施錠の履歴まで確認できるので、不法侵入があった際の対応もしやすくなります。
レンタルにも対応している
スマートロックは一部の製品に限り、レンタルにも対応しています。ドアの種類・形状は商品によって様々です。自宅のドアに合っているかを確認するために、レンタルという形でお試しができます。
買ってみたはいいものの形状が合わなかった、なんてことにはなりません。後付けタイプだけにはなりますが、気軽に試せる点はスマートロックの特徴です。
スマートホームの一部
スマートロックは、IoTやAIを使って家を快適な状態にするスマートホームの一部です。音声認識AIアシスタントを使って声で操作するのと、同じ考え方になります。
そのためスマートホームを目指す過程で、自然とスマートロックを導入する方が多くいます。玄関は毎日1回は必ず使う場所なので、快適になって損はありません。
スマートロックはIoTやAIを使ったスマートホームの一部と覚えておきましょう。他の部分のスマート化と連携できる可能性が広がります。
スマートロックを導入するメリット
スマートロックを導入するにあたって気になるのが、導入後のメリットです。既に導入している人から聞いても、実際に体験していない方だと実感できませんよね。
ここからは、スマートロックを導入すると得られるメリットを解説します。特に以下の3つは大きいので、ぜひ参考にしてください。
- 外出先でも鍵を操作できる
- ドアに近付くだけでロックを自動で解錠できる
- オートロックで閉め忘れを防止できる
外出先でも鍵を操作できる
アプリ操作が可能なスマートロックだと、外出先でも鍵を操作できます。スマホのアプリを通じて鍵の状態を確認できるためです。
特に以下の場面で役立ちます。
- 外出先で鍵を閉めたか不安になったとき
- 子供が帰ってくる時間に合わせて鍵を操作したい
共働きや片親世帯の方にとって、子供の帰宅を遠くにいながら確認できるのは大きなメリットです。
ドアに近付くだけでロックを自動で解錠できる
一部のスマートロックだけになりますが、ドアに近付くだけでロックを自動で解錠できるタイプがあります。両手で荷物を抱えていても、わざわざ鍵を出す必要がありません。荷物を両手で持っていなかったとしても、すぐに家の中に入れます。
ただし、解錠されてもドアを開けるのは人です。両手に物を持っていてもドアは自力で開けなければいけないため、完全に手間が省けるわけではない点には注意しましょう。
オートロックで閉め忘れを防止できる
スマートロックの中にはオートロック機能が搭載されているものがあります。鍵の閉め忘れがないため、セキュリティ面での強化に期待できる点はメリットです。
鍵は普段、無意識にかけています。毎日する動作なので、脳も一連の流れとして無意識にするよう出力しているためです。出先で「あれ、そういえば鍵を閉めたっけ?」と不安になってしまうのは、そうした機能が関係しています。
オートロックがあれば閉め忘れを防止できるため、安心して出先で仕事や買い物ができます。
ただし、閉め出される可能性があるため注意が必要です。
スマートロックを導入するデメリット
スマートロックはメリットが大きい反面、デメリットもあります。特に以下の3つの点は、導入の際に必ず検討したい部分です。
- ドアによっては設置できない
- 閉め出される可能性がある
- 充電切れには注意が必要
ドアによっては設置できない
スマートロックは全てのドアに設置できるわけではありません。現在使っているドアによっては設置できない可能性があります。例えば以下のようなケースです。
- ドアが引き戸タイプ
- 既存の沙サムターンやドアノブの形状が合っていない
中でもドアが引き戸タイプの場合は、対応している商品がないためスマートロックの設置ができません。
スマートロックを導入する際は、事前に自宅のドアが取り付けられるタイプかは必ず確認しましょう。
閉め出される可能性がある
スマートロックは、スマホや電子キーを使って操作します。そのため場合によっては閉め出されてしまう可能性があります。例えば以下のケースです。
- スマホや電子ケースの充電が切れた
- オートロックが作動した
特に厄介なのがオートロックです。少しだけ外に出る場合でも鍵を持っていないと、自宅に入れなくなる可能性があります。
スマートロックは防犯性が高いため、専門の業者に依頼すると数十万円の費用がかかります。
閉め出される可能性を考慮して、常に鍵を持ち歩く癖をつけておかなくてはいけません。
充電切れには注意が必要
スマートロックは電気で動いています。そのため、充電が切れると全く動かなくなります。鍵が閉まっていても同様です。最悪、家に入れないなんてことも。
- スマホ
- 電子キー
- ロックする機器
スマートロックを活用する際は、これらに対して常に気を配っていなければなりません。不安な場合は、電池残量をお知らせしてくれる機能のあるものを選ぶと良いでしょう。
スマートロックはアプリをインストールして使う
スマートロックはスマホで操作する場合、アプリをインストールする必要があります。認証されたアカウントで鍵を操作するためです。
アプリはスマートロックを提供している企業が出している純正のものを使いましょう。ただし使っているスマホのOSに対応していない可能性もあるため、事前に確認しておくことをオススメします。
スマートロック使用者のレビュー・口コミ
スマートロックを導入する際、実際に使っている方のレビューや口コミを見てみたいですよね。ここからは、実際に使用している方の意見を紹介します。
https://twitter.com/bisucosuco/status/1678957113195008002?s=20
https://twitter.com/haji_pay_3/status/1678722522169360384?s=20
https://twitter.com/Youkid1115/status/1681923635039318018?s=20
全体的に絶賛している声が多く見られました。導入して後悔している声はほとんど見られません。
中でも多くの方が言っていたのが、子供が学校から帰ってくるのにも安心できるという点です。鍵を無くす心配がなく、帰ったかどうかが履歴で残るため確認しやすい点が評価されています。
お子さんがいる方は、スマートロックの導入を検討してみると良いでしょう。
スマートロックを活用して生活を豊かにしよう
スマートロックは、電子機器によって鍵を操作する方法です。スマートホームの一部であり、スマホと連携することで幅広い使い方ができます。安全性も高いため、防犯面でも安心して使えます。
一方で、後付けで設置できないドアがあったり、閉め出される可能性があったりとデメリットには注意しましょう。
導入後のレビューや口コミは非常に良いため、まずはレンタルなどで試してから本格導入することをオススメします。
【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話
プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。
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「成功する人とそうでない人の違いは何か?」
私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。
比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。
多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、
エンベーダー編集部
エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。
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