「エンジニアのスキルを身につけられるWebサイトを知りたい」「エンジニアで使える素材が多くあるWebサイトってある?」
このように悩んでいる方は多くいます。エンジニア向けのWebサービスは非常に多いため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
今回はフロントエンドエンジニア向けのデザインサイトと、エンジニア向けの学習サイトを合計10個紹介します。ぜひ参考にしてください。
エンジニア向けのITサービスは多い
エンジニア向けのITサービスは数多くあります。あまりにも多すぎるため、どれを使っていいのかわからなくなるほどです。
選ぶ際は「使いやすいかどうか」を基準に考えると良いでしょう。ただし、以下の点を念頭に置いた上で選んでください。
- 無料で多機能
- 学びやすいサービスが多い
無料でも多機能
エンジニア向けのITサービスは、無料と有料の2種類に分けられます。「どうせ使うなら有料を」と選んでしまいがちですが、無料のものでも優れているサービスは数多くあります。価格面で判断してはいけません。
Webでは、有料よりも無料の方が優れているサービスが、あちこちにあります。しばしば有料級と称されるのは、そうしたサービスです。
ITサービスを選ぶ際は、有料か無料かではなく、使いやすさや機能面で判断するようにしましょう。
学びやすいサービスが多い
エンジニア向けのITサービスは、学びやすいものが多いのも特徴です。パソコンを使って学ぶため、書籍よりも親和性のある教材を提供できます。例えば以下のように。
- 動画
- 音声
これらは書籍だとQRコードを読み取るなどワンクッション必要ですが、Webならクリックするだけで再生が可能です。
問題集に関しても、何度も挑戦しやすい点はWebならではと言えます。
Webだからこその学びやすい環境が整っているのも、学びやすいサービスが多い特徴です。
エンジニア向けオススメITサービス10選
実際にエンジニアの方が使うとして、どのITサービスが良いのでしょうか。ここからはオススメのITサービス10個を以下に分けて紹介します。
- フロントエンドエンジニア向けデザインサイト
- エンジニア初学者向けの学習サイト
フロントエンドエンジニア向けデザインサイト
フロントエンドエンジニアの仕事は多岐に渡りますが、中でも時間がかかってしまうものにデザインの選定があります。デザインを選ぶのは簡単なように見えて難しいものです。特に多くの人の目に止まるWebサイトを作る際は、綺麗な画像を選びたいのは誰もが共通しています。
そんな際にオススメなのが、以下の4つのデザインサイトです。
- Unsplash
- Pintarest
- Flaticon
- unDraw
Unsplash
画像引用:Unsplash公式サイト
Unsplashは、フォトグラファーが撮影した20万点以上の写真を無料で使える海外のサービスです。利用するのに登録も必要ありません。以下の点で優れています。
- アートな写真が多い
- 背景画像として使える写真が多い
- 高解像度でポスターにも使える
- 全て無料
画像が綺麗なことから、多くのブロガーが愛用していることでも有名です。
ただ、素材のほとんどは外国人であるため、日本人向けに訴求したい場合は使いすぎないように注意しましょう。日本人からは共感を得られません。
Pintarest
画像引用:Pinterest公式サイト
Pintarestは、未来のために画像をピン(保存)するSNSです。「これいいなー」と思った写真を保存し、後でショッピングなどで活用する際に利用します。SNSなので簡単に使える点が最大の魅力です。他にも、以下のポイントが特徴となります。
- アカウント上で画像を保存できる
- 気になった画像を集めて管理できる
- ブラウザとスマホの両方で対応している
- 無料登録するだけで使える
利用しているとInstagramに似ていることがわかります。Instagramをよりブログに近付けたようなイメージです。
隙間時間にチェックし、素材になりそうな画像を集めるのに適したサービスと言えます。
Flaticon
画像引用:Flaticon公式サイト
Flaticonは、アイコン素材を無料でダウンロードできるサービスです。幅広いジャンルのハイクオリティなアイコンが揃っています。アイコン素材で困ったら活用すると良いでしょう。
以下の特徴があります。
- ロゴやアイコンがハイクオリティ
- 16万点以上の素材がある
- 無料で使える
- Macでも使える
- 有料にすると使いやすくなる
無料でも問題なく使えますが、クレジット表記が必須であったり制限が設けられていたりと、少し不便です。
試しに無料で使ってみて、より使いたくなったら有料プランに切り替えると良いでしょう。
unDraw
画像引用:unDraw公式サイト
unDrawは、多くのWebサイトで利用されている画像です。シンプルで洗練されたデザインの画像を使いたい場合に重宝します。以下の特徴があります。
- デザインがシンプルで洗練されている
- 画像の配色を変更できる
- 有料級の画像を無料で使える
中でも画像の配色をサイト上で自由に変更できる点が魅力です。Webサイトにはカラーが存在します。それに合わせられるのはイメージ維持の面でも重要です。
Webサイトの素材で困った際に活用したいサービスとなっています。
エンジニア初学者向けの学習サービス
Webにはエンジニア初学者向けの学習サービスも数多くあります。学習サービスを使って効率良く学び、短期間でのキャリアアップを目指してみるのもよいでしょう。中でも以下の6つの学習サービスはオススメです。
- Udemy
- Paizaラーニング
- ドットインストール
- chot.design
- Recurison
- CloudTech
Udemy
画像引用:Udemy公式サイト
Udemyはオンライン学習のプラットフォームです。オンラインスクールではありません。以下の特徴があります。
- 合計210,000ものオンラインコースを選べる
- 購入した動画の視聴期限がない
- 全て動画形式で初級から応用まで何でもある
- コース作成者に質問できる
- 他のユーザーの質問と回答を見られる
- 定期的に90%オフのセールを開催している
有料のコースを格安で受講できることも多く、高額なコースの受講が難しい初学者にとっては嬉しいポイントです。
取り扱っているコースも幅広く、プログラミングからExcel、デッサンまで多岐に渡ります。
エンジニア初学者の方でも学びやすい形態であるため、オススメです。
Paizaラーニング
画像引用:Paizaラーニング公式サイト
Paizaラーニングは、プログラミング学習もできる就活サイト「Paiza」が提供している学習ツールです。入門的なコースでありながら、アルゴリズムまでしっかり学べます。以下の特徴があります。
- 入門コースで基礎から学べる
- 無料のコンテンツがある
- 様々な言語に対応している
- 高難易度のアルゴリズムも学習できる
- 動画が3分程度なので隙間時間を活用できる
学習ツールとなっている動画がコンパクトにまとまっているため、隙間時間を使えるのがメリットです。学習できる言語も非常に多いため、プログラミング初学者にとって嬉しい環境と言えるでしょう。
能力を身につければそのまま就活へと進める点も、Paizaラーニングならではです。
ドットインストール
画像引用:ドットインストール公式サイト
ドットインストールは、プログラミングの基礎を学べる初学者向けの学習サイトです。国内におけるプログラミング学習サービスの先駆け的存在でもあります。初学者からプロまで幅広く利用されています。
特に以下の特徴に注目です。
- 3分程度の短い動画で学べる
- 無料のコンテンツがある
- 490以上の豊富なコースがある
- 有料会員なら現役エンジニアに質問できる
- 必須知識の環境構築も学べる
3分程度の短い動画で学べるため、通勤やランチタイムを使ってスキルを身につけられます。無料会員でもある程度学べ、有料会員になることで現役エンジニアに質問も可能です。
長年運営されていることもあって、痒いところに手が届く学習サービスと言えます。
chot.design
画像引用:chot.design公式サイト
chot.designは、IllustratorやPhotoshopといったデザイン制作系ソフトの使い方を学べる学習サービスです。Web/IT業界の第一線で働くクリエイター講座を制作しているため、UI/UX・コーディングも学べます。更には以下の特徴も。
- 無料で学べるコンテンツが豊富
- 570以上のコースで基礎から応用まで学べる
- デザインの基礎から学べる
- 解説が論理的でわかりやすい
デザイン面で不安なエンジニア初学者の方にオススメです。デザインをセンスではなく論理で身につけたい方は、chot.designを受講してみましょう。
Recursion
画像引用:Recursion公式サイト
Recursionはコンピューターサイエンスを基礎から学べる学習サービスです。世界で通用するエンジニアを育てると標榜していて、内容もそれに見合った充実度を誇ります。初学者から上級者まで幅広く活用できるでしょう。
中でも以下はRecursionならではの特徴です。
- 無料で始められる
- コンピューターサイエンスを学べる
- 初級・中級・上級と段階を踏んで学べる
- 効率的なアルゴリズムを考える力を身につけられる
- 設計の知識も学べる
- アメリカの大学で使われるカリキュラムを参考にして作られている
難易度が低くない代わりに、内容が非常に充実しています。初学者の方でも学習し終えれば総合的な実践力が身につくでしょう。
また、料金はサブスク型でわかりやすくなっています。エンジニアとして本格的に始動したい方にオススメです。
CloudTech
画像引用:CloudTech公式サイト
CloudTechはAWS専用の学習ツールです。動画を使って学習します。会員制コミュニティもあり、その中では質問し放題です。資格試験問題集も充実していることから、AWSを本格的に学びたいエンジニアの強い味方になってくれます。
他にも以下の特徴があります。
- カリキュラムに従って学習を進めるだけでAWSの基礎知識を身につけられる
- 未経験エンジニア向けの転職サポートあり
- 日々学べるコンテンツが追加されていく
- 不定期で様々なイベントが開催されている
- 課題提出で現在の実力を把握しやすい
AWSに関するインプットはもちろん、アウトプットにも力を入れている学習サービスです。人はアウトプットすることで知識を身につけます。その意味でも、合理的な学習方法と言えるでしょう。
AWSに興味があるエンジニアの方にオススメです。
エンジニア向けの学習サービスを効率良く使って成長しよう
エンジニア向けの学習サービスは、Webで多く提供されています。初学者の方は、その中から自分に合ったものを選ぶことが大切です。無料・有料問わず、内容が充実しわかりやすいものを選ぶと良いでしょう。
今回紹介した学習サービスは、ほんの一部です。今回消化したサービスを参考に、自分に合った学習方法を見つけ出してくださいね。
【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話
プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。
「フリーランスエンジニア」
近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。
「成功する人とそうでない人の違いは何か?」
私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。
比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。
多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、
エンベーダー編集部
エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。
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