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2023.05.21

iPadなどタブレットの選び方と活用法

「タブレットの使い道がない」「買ったはいいけど、ずっと使って無くて眠っている」そのような方は多くいます。タブレットは使いやすい反面、使い方が難しいツールです。スマホとパソコンで同じことができるため、どうしても持て余してしまいます。

今回はタブレットの活用法について解説します。オススメのタブレットと選び方も紹介してるので、ぜひ参考にしてください。

タブレットは3種類ある

一口にタブレットと言っても、使っているOSによって以下の3種類に分けられます。できることは同じですが、それぞれターゲット層が違います。まずはそのように違うのかを見ていきましょう。

  • iPadシリーズ
  • Androidタブレット
  • Windowsタブレット

iPadシリーズ

iPadシリーズは、言わずと知れたAppleのタブレットです。タブレットの中でも抜群の知名度とユーザー数を誇ります。性能面から見ても、迷ったらiPadを買っておけば問題ありません。

iPhoneユーザーならば同期も楽です。シンプルかつ使いやすいタブレットの代表格でもあります。

Androidタブレット

Androidタブレットは、様々なメーカーから発売されているタブレットの総称です。近年は中国メーカーが強く、iPadと比べて安価なものが多くあります。

スマホがAndroidの方なら、同じアカウントを使える点も魅力です。ただし性能はピンキリなので、自分に合ったタブレットに出会いにくいデメリットがあります。

Windowsタブレット

Windowsタブレットは、WindowsのOSが搭載されたタブレットです。主にSurfaceシリーズが該当します。

Officeソフトなどパソコン用のアプリがそのまま使える点が魅力です。ビジネス用のノートPC代用もできるため、ビジネスユースで人気があります。

タブレットの活用法

タブレットはスマホと同じく様々な使い方ができます。ですが、スマホと同じ使い方ができるため、最終的には「スマホでいいや」となるのもタブレットです。

タブレットは使い方を決めなければ上手く活用できません。スマホでは難しい作業をさせることで、非常に使いやすいツールとして活躍してくれます。中でもオススメの使い方は、以下の3つです。

  • エンタメを楽しむ
  • イラストを描く
  • ビジネスの補助ツールとして使う

エンタメを楽しむ

タブレットはスマホより画面が大きいツールです。大画面でエンタメを楽しむのに非常に適しています。例えば、以下のような場合です。

  • 動画鑑賞
  • ネットショッピング
  • 電子書籍

画面サイズによっては小型のノートPCと同じ感覚で楽しめます。エンタメ用としてタブレットは優秀なツールです。

イラストを描く

タブレットはイラストを描くのにも向いてます。特にスタイラスペン(タッチペン)を使えるタブレットは、多くのイラストレーターに愛されています。中にはパソコンではなくiPadだけでイラストを描いて納品している人がいるほどです。

イラストのようにクリエイティブな趣味・仕事がある方にとって、タブレットはペンタブ代わりとしても使える優秀なツールと言えます。

ビジネスの補助ツールとして使う

タブレットはビジネスの補助ツールとしても活用できます。実際、多くのビジネスパーソンが有効活用しています。例えば、以下の使い方です。

  • メールの送受信
  • 資料のチェックやコメント入れ
  • 音声の録音
  • メモ書き
  • タスク管理

これらを1台でできます。もちろんスマホでもできなくはありませんが、タブレットの方が画面サイズが大きいためスムーズに使えます。

ビジネスにおいてパソコンの代わりとなるツールを探している方にも、タブレットはオススメです。

タブレットの選び方

タブレットは多くのメーカーから様々な機種が発売されています。その中から自分に合ったタブレットを選ぶのは難しいものです。ここからは、以下に分けてタブレットの選び方を解説します。ぜひ参考にしてください。

  • サイズで選ぶ
  • 使い方で選ぶ
  • OSで選ぶ
  • 性能で選ぶ
  • ストレージで選ぶ
  • SIM対応かどうかで選ぶ
  • 価格で選ぶ

サイズで選ぶ

タブレットを選ぶ際に重視したいのが、サイズです。どのサイズを選ぶかで使用用途が大きく変わってきます。以下の基準で判断すると良いでしょう。

  • 7~8インチ:持ち運び用
  • 9~10インチ:エンタメ用
  • 11インチ以上:動画編集やイラスト制作、ビジネス用

画面が小さいほど持ち運びに便利なため、外出先で使う場合は小型がオススメです。一方、家でエンタメやビジネスとして使いたいのであれば、画面の大きなタイプを選んでください。

使い方で選ぶ

タブレットの使用目的に合わせて選ぶことも大切です。そのタブレットで何をしたいのかを決めておかないと、気が付けば使うことなく押し入れの肥やしになってしまいます。

  • 動画鑑賞したい
  • 電子書籍を読みたい
  • イラストを描きたい
  • ビジネスのツールとして使いたい

このように人によってタブレットに求めるものは違います。使用するアプリにも差があるため、メインの使い方はなるべく決めておきましょう。

OSで選ぶ

OSを基準に考えることも大切です。それぞれ使い方が違うため、スマホ準拠で考えると選びやすくなります。例えば以下のように。

  • iPad:iPhoneユーザー
  • Android:Android・Windowsユーサー
  • Windows:Android・Windowsユーザー

中でもiPadは、iPhoneのようなApple製品との親和性が抜群です。同期も簡単なため、AppleユーザーはiPadを選びましょう。

一方、AndroidユーザーがiPadを使っても真価を発揮しません。機能が制限された状態でiPadを使っているような状態になります。

このようにOSでタブレットを選ぶことも大切です。

性能で選ぶ

タブレットを選ぶ際は、性能にも注目してください。スマホやパソコンと同じく、性能が良いほど快適に使えるためです。基本的に金額の安いものは性能が劣っていると考えると良いでしょう。

性能面で判断する際は、以下に注目してください。

  • 使用OSのバージョン
  • CPUのコア数
  • CPUのバージョン
  • メモリ

どれも数字の大きいものを選んでおけば、使い勝手の面では問題ありません。タブレットは使っている内に動作が重くなっていくので、性能が良いほど長く使えます。

ストレージで選ぶ

タブレットのストレージも重要なポイントです。かつてはSDカードのような外部ストレージが主流でしたが、近年は内部ストレージが主流となっています。どれだけのデータを保存できるのかは、必ずチェックしましょう。

ストレージの使用は個人によって違いますが、32GB以上がベターな選択肢です。コンテンツを楽しむのであれば、128GBは欲しいところですね。

ただし、クラウドストレージを使うのであれば、ある程度は代用できます。

SIM対応かどうかで選ぶ

外出先でタブレットを使うのであれば、SIM対応かどうかもチェックしましょう。SIM対応モデルだと、テザリングをせずともインターネットに接続できます。

ただし以下の点でデメリットがあります。

  • Wi-Fiモデルよりも高い
  • タブレット分の通信費がかかる

一瞬だけ接続するのであれば、テザリングやフリーWi-Fiでも代用可能です。使うシーンを想定して選ぶと良いでしょう。

価格で選ぶ

タブレットはピンキリです。そのため価格面も大きな差があります。購入の際は、予算に合ったものを選ぶことも大切です。

価格面は各メーカー色が出ていますが、以下のように違います。

  • 10,000円~:エントリーモデル
  • 50,000円~:スタンダードモデル
  • 90,000円~:ビジネスモデル

エンタメを楽しんだりゲームをしたりするのであれば、スタンダードモデルでも問題ありません。ネットサーフィンのように負荷がかからない使い方なら、エントリーモデルでも十分でしょう。

ただし中国メーカーに限っては激安の皮を被った怪しい商品が溢れているので、メーカー名は必ず確認してくださいね。

オススメのタブレット6選

タブレットの活用法と選び方がわかったところで、ここからはオススメのタブレットを紹介します。今回は以下の3つに分けて見ていきましょう。

  • iPadシリーズ
  • Androidタブレット
  • Windowsタブレット

iPadシリーズ

iPadシリーズは、Appleから販売されているタブレットです。圧倒的な人気を誇り、総合力の面では他の追随を許しません。迷ったらiPadでOKです。

性能を示すベンチマークスコアも高く、過不足無く使用できます。10万円以上するAndroidタブレットよりも性能が良いくらいです。

ペンやキーボードといったアクセサリーも充実していることから、とりあえずで選んでおけば問題ないでしょう。

そんなiPadシリーズは、以下のように分かれています。

  • iPad:スタンダードモデル
  • iPad mini:小さいモデル
  • iPad Air:PC・タブレットの両方で使えるモデル
  • iPad Pro:プロ向けのハイエンドモデル

ビジネスとして使うのであれば、iPad Proがオススメです。性能が非常に高いため、動画編集やイラスト制作でもストレス無く使えます。

初めてタブレットを買うのであれば、iPadにしましょう。スペックと価格のバランスが取れているモデルです。

iPadシリーズは家電量販店で取り扱っているので、実際にお店で触ってみることをオススメします。

Androidタブレット

Androidタブレットは、日本や中国、アメリカを始め様々な国のメーカーから販売されています。何を選べばいいのか迷ってしまうのも、Androidタブレットあるあるです。

この記事では以下の4つを紹介します。それぞれバランスの取れた良いモデルです。

  • OPPO Pad Air
  • Xiaomi Pad 5
  • Galaxy Tab S8+
  • Google Pixel Tablet

OPPO Pad Air

画像引用:OPPO Pad Air公式サイト

OPPO Pad Airはオウガ・ジャパンが販売しているタブレットです。Android12をベースに開発した独自OSのColorOSを搭載しています。エントリーモデルであるため購入しやすい価格です。

性能面で見ればゲームプレイには向いていませんが、動画鑑賞や電子書籍であればストレスなく楽しめます。

重量も程よいため、外出先でタブレットを使いたい方にオススメです。

ただし、中国メーカーであるためアメリカの判断によっては使えなくなる可能性があります。注意しましょう。

OSColor 12.0
画面サイズ10.3インチ
生体認証顔認証
重量440g
CPUQualcommR Snapdragon 680
メモリ4GB
価格34,364円

Xiaomi Pad 5

画像引用:Xiaomi Pad 5

Xiaomi Pad 5は中国のスマホブランドであるXiaomiが手がけるタブレットです。低価格なのにハイエンドモデルなみの性能を有しています。

上下4つに搭載されているスピーカーの性能が非常に良く、臨場感のある音を楽しめます。動画視聴に向いているタブレットです。

iPadよりも性能面では劣るものの、実動作においてストレスも感じません。独自OSのMIUIを搭載していますが、Googleプレイを使用できることもあってAndroidと使用感が同じです。

総合的に見て、コスパの良いタブレットを探している方にオススメのモデルとなっています。

OSMIUI for Pad
画面サイズ11.0インチ
生体認証顔認証
重量511g
CPUSnapdragon 860
メモリ6GB
価格51,639円

Galaxy Tab S8+

画像引用:Galaxy Tab S8+公式サイト

Galaxy Tab S8+は、スマホで有名なGalaxyが手がけるタブレットです。Galaxyらしい使いやすいUIに加え、バランスの取れた性能が魅力となっています。

カメラ性能も良く、スピーカーも左右に配置されているためエンタメ面でも妥協がありません。

その分価格は高くなりますが、満足度の高いAndroidタブレットです。

OSAndroid 12.0
画面サイズ12.4インチ
生体認証指紋認証・顔認証
重量567g
CPUSnapdragon 8 Gen 1
メモリ8GB
価格115,000円

Google Pixel Tablet

画像引用:Google Pixel Tablet公式サイト

Google Pixel TabletはGoogleが満を持して発売するタブレットです。持ち運びはもちろん、据え置きスタンドに設置することで、Googleアシスタントとしても使えます。

専用のホルダーに設置すると、充電しながらエンタメを楽しむことも可能です。使用しているOSはGoogle独自のTenser G2。サポート年数も通常のタブレットよりも長期に渡るため、iPadの対抗馬として期待されています。

性能・コスパの両方から見ても、Androidユーザーのためのタブレットと言えるでしょう。

OSGoogle Tenser
画面サイズ11インチ
生体認証指紋認証
重量493g
CPUTenser G2
メモリ8GB
価格79,800円

Windowsタブレット

画像引用:Surface公式サイト

Windowsタブレットも多くの企業から販売されています。ただ、WindowsタブレットはMicrosoftが独自開発しているため、迷う必要はありません。

以下を選べば大丈夫です。

  • Surface Go:エントリーモデル
  • Surface Pro:プロ向けモデル

エンタメ目的で使うのであれば、エントリーモデルであるSurface Goを選びましょう。ビジネス向けなら、画面も大きくノートPCとしても使えるProがオススメです。

タブレットは補助ツールとしての活用がオススメ

タブレットはスマホより画面が大きく持ち運べる点が特徴です。ノートPCよりも取り回しが良いため、様々な場面で活用できます。

ただ、便利な反面スマホでも代用できてしまうのが難点です。使う用途を決めた上で、どのモデルを買うか決めると良いでしょう。

日々の生活の補助ツールとして非常に優秀なので、ぜひ使いやすいモデルを選んでくださいね。

エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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