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2023.03.27

エンジニアの副業の始め方 探し方と注意点について

副業が禁止されていたのは過去のもの。近年は副業を推進する企業もあり、副業を始めようと考えているエンジニアの方も多いでしょう。

副業は、本業に影響を与えない範囲であれば多くのメリットがある働き方です。今回はそんな副業のメリットや探し方、注意点を解説します。ぜひ参考にしてください。

エンジニアの副業は土日か週1が多い

本業の収入に満足できず、エンジニアの副業をしている方は増えつつあります。中でもほとんどの方は、土日か週に1度だけ副業に時間を当てています。

現役エンジニアの場合、土日のみであっても報酬の高い案件で稼げるからです。報酬額は1~10万円程度ですが、積み重ねれば1年で60万程度になります。

年収を60万円アップするのが難しいことから考えれば、破格とも言えるでしょう。

本業に影響を与えない範囲でも十分に稼げるのが、エンジニアの副業なのです。

エンジニアの副業の種類

エンジニアの副業は、大きく分けて3種類あります。それぞれ稼ぎ方・働き方が違うため、やりやすい方法を選びましょう。

  • 外部業務委託
  • 開発案件
  • ブログ運営

外部業務委託

外部業務委託は、発注者から業務を委託される働き方です。発注者は企業や個人と様々ですが、いずれも自分たちでは手が回らない業務を委託している形になります。

業務内容も簡単なものから大規模なものまで幅広く、即戦力のエンジニアが求められる傾向にあります。ポートフォリオを作って実績をアピールしていきましょう。

ポートフォリオの作り方については、以下の記事で解説しています。ぜひ確認してください。

開発案件

開発案件は、稼働中もしくはこれから稼働予定のプロジェクトにメンバーとして参加するタイプの副業です。主にエージェント経由で募集されます。規模の大きいプロジェクトなのも特徴です。

ただし、外部委託業務と同様に即戦力が求められます。単価も比較的高いことから、実績を積み重ねた上でアピールすることが大切です。

ブログ運営

自分でブログを運営して、アフィリエイトで収入を得る仕組みです。ストック型の資本となるため、放っておいても収入が発生する点が最大のメリットとも言えます。ただし、即効性はないため中長期的な視点が必要です。

ワークフロー型とは別の収入確保の手段として、続けてみると良いでしょう。

エンジニアが副業するメリット

エンジニアは副業をすることで多くのメリットを得られます。副業を始める際は、メリットを正しく理解することで更に効果をアップできます。

特に以下の4つのメリットは、副業で得られる中でも大きなものです。

  • 本業以外の収入源ができる
  • 本業でできない経験ができる
  • 人脈が広がる
  • フリーランスへの足がかりにできる

本業以外の収入源ができる

当たり前ですが、副業をすることで本業以外の収入源ができます。本業の収入を増やす場合、給与面で頑張るよりも副業をする方が遙かに効率よく収入を増やせます。

資金的に余裕のある方なら、副業で稼いだお金を趣味や投資に当てても良いでしょう。本業以外の収入のあるなしでは生活の水準が大きく変わります。

本業以外の収入源の確保は、副業をする上で最も感じやすいメリットです。

本業でできない経験ができる

副業は、本業ではできない業務を経験できます。自分で仕事を探すため、本業とは少し違う業務にも挑戦できるからです。

新しい業務に挑戦することで視野が広がることはもちろん、様々な情報を収集できます。本業にも反映していけるでしょう。

ひとつの仕事に打ち込んでいるだけでは、経験できないことが多くあります。副業は、経験を増やす意味でも非常にメリットが大きいのです。

人脈が広がる

副業をすることで、人脈が広がる可能性があります。本業では得られなかった繋がりが生まれる可能性が高いからです。

  • クライアントからの紹介
  • 一緒のチームになった他業種の方

こうしたケースで簡単に人脈を広げられます。

仕事において人脈は重要です。本業にも活かせる部分が大きいため、人脈を広げたい方は副業に挑戦しましょう。

フリーランスへの足がかりにできる

副業として働くことで、フリーランスへの足がかりにもなります。副業にはなりますが、フリーランスとしての働き方をそのまま体験できるからです。

いきなりフリーランスになると、不安に苛まれる方が多くいます。ですが、副業として事前に経験しておくことで、以下がある状態から始められます。

  • 実績
  • 信頼
  • 人脈

将来的にフリーランスを目指している方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。まずは副業から始めてみて、収入が本業を超えた時点で独立するとスムーズですよ。

エンジニアが副業をする時の注意点

副業をする際は、事前に気をつけたい部分があります。これまで本業のみで働いてきた方にとっては、つい見過ごしてしまう部分でもあるため要注意です。

特に以下の3つは気をつけてください。

  • 副業禁止でないか確認する
  • 確定申告を忘れずにする
  • 土日や週1にしておく

副業禁止でないか確認する

本業が副業を禁止していないかどうかを確認しましょう。副業禁止となっている場合、雇用契約違反となり解雇の可能性があるからです。

近年は副業が推奨され始めたこともあり、緩和する企業も増えています。ですが、以下の理由により禁止している企業も多くあります。

  • 本業に支障が出ないようにするため
  • 情報漏洩を防ぐため

企業に隠れて副業もできますが、マイナンバー制度によって昔よりバレやすくなっています。

副業可能かどうかは就業規則で確認できるので、事前に確認しておいてくださいね。

確定申告を忘れずにする

本業以外で年に20万円以上の収入がある場合、確定申告が必要です。会社員として勤めているとやらないため、忘れないように申請しましょう。

確定申告を期限までに行わないと、税務署から勧告が来ます。延滞税まで追加で加算されるため、大きなリスクです。

年に20万円以上稼ぐ予定の方は、確定申告を忘れないようにしてください。

土日や週1にしておく

副業は、土日もしくは週に1度くらいにしておきましょう。副業を詰め込みすぎると、本業の疲れが取れず体調を崩してしまうからです。治療費もかかるとなると、何のために副業をしているのかわかりません。

体は資本です。無理のない範囲で働けるよう、最初は副業の量を少なくして調整していくと良いでしょう。

エンジニアの副業の探し方

エンジニアの方が副業を探すなら、いくつか方法があります。1つだけに絞るのではなく、様々なツールを用いましょう。手間ではありますが、選べる仕事の幅が広がります。

中でも代表的な方法は、以下の4つです。

  • クラウドソーシングを使う
  • 副業エージェントはプラットフォームを使う
  • SNSで営業する
  • 紹介してもらう

クラウドソーシングを使う

副業を探す際、クラウドソーシングを使う方法が一般的です。多くの企業が仕事を募集していることもあって、自分が得意な仕事を探せる点がメリットとなります。

  • ココナラ
  • ランサーズ
  • クラウドワークス

これらのサイトなら、応募・提案から報酬の受け取りまで全てオンライン上で可能です。スムーズに仕事を進められるでしょう。

一方で、悪質なクライアントも一定数います。仕事を見分けられる嗅覚が必要です。

副業エージェントやプラットフォームを使う

副業エージェントやプラットフォームを使う方法もオススメです。副業エージェントを使えば専属の代理人が仕事探しをサポートしてくれます。利用料も無料なため、とりあえず登録しておくだけでもOKです。

プラットフォームは様々なものがありますが、エンジニアに特化したサービスを選びましょう。総合型よりもエンジニア向けの案件が多く、受注しやすいメリットがあります。

クラウドソーシングを合わせて使うことで、副業の幅を広げていくことをオススメします。

SNSで営業する

SNSを使って営業する方法もオススメです。中でもTwitterやFacebookは、人口も多いため営業ツールとして活用できます。クライアントの中には、Twitterで仕事を募集しているとこもあるほどです。

ただしSNSを活用する際は、ポートフォリオを必ず作りましょう。客観的に証明できるものがないと、募集する側としても相手の実力がわかりません。

SNSは利用している人口が多いため、営業の場所として使うと大きな成果に期待できます。

紹介してもらう

知人から紹介してもらう方法もあります。

  • 本業で知り合いのある人
  • フリーランス
  • 個人事業主

こうした方から紹介を受けるのが一般的です。お互い人柄を知っていることもあって、安心して仕事を任せられる安心感があります。

エンジニアにオススメの副業プラットフォーム

エンジニアが副業をするなら、仕事探しで利用したいプラットフォームがあります。ここからは、オススメの3つを紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • レバテックフリーランス
  • シューマツワーカー
  • Crowd Tech

レバテックフリーランス

画像引用:レバテックフリーランス公式サイト

レバテックフリーランスは、IT系では最大手のエージェントサービスです。20年近い実績があるため、掲載されている情報が多く、とりあえず登録しておくだけでもメリットがあります。

エンジニア専門のコーディネーターが在籍し、細かくヒアリングして入れるため自分に合った仕事を提案してくれます。本格的にフリーランスとして活動する足がかりとしても使えるのもポイントです。

エンジニアで副業をするなら、真っ先に登録したいサービスといえます。

シューマツワーカー

画像引用:シューマツワーカー公式サイト

シューマツワーカーは、その名の通り週末に副業として働きたい方向けのエージェントサービスです。副業をしたい方にピッタリのサービスと言えます。

取り扱っている仕事も週10時程度の稼働で参加できる案件が多く、休みの日にだけ副業をしたいニーズに応えてくれています。

時給制で働くことも可能なので、スケジュール管理・調整がしやすいのもポイントです。

土日に副業をしたい方は、ぜひ活用してみてくださいね。

Crowd Tech

画像引用:Crowd Tech公式サイト

Crowd Techは、クラウドソーシングサービスであるクラウドワークスと連携しているエージェントサービスです。エンジニア向けの案件を多く取り扱っています。

サービス創設以来、リモートワークに注力していることが特徴です。2023年3月現在において、88%の方がリモートワーク案件で稼働しています。

リモートワークの案件を探している方にオススメです。

エンジニアの副業は休みを使って始めよう

エンジニアの方で副業を始める場合、土日や週1のように体に負担をかけない働き方をしましょう。収入や経験を得られるためメリットが大きい反面、疲れが溜まってしまうからです。本業に影響しない程度から始めてください。

副業の仕事を探す際は、クラウドソーシングや副業エージェントを使う方法が一般的です。無料で利用できるサービスも多いため、紹介したところを中心にチャレンジしてみることをオススメします。

【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

「フリーランスエンジニア」

近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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