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2024.07.15

エンジニアへのキャリアチェンジに必要なものは?

現在、エンジニアでない方にとって、エンジニアへのキャリアチェンジは難しいように感じてしまいます。

エンジニア初学者にとっても同じで、どうすればキャリアチェンジできるのか不安を抱いている方も多いでしょう。

そこで今回は、エンジニアにキャリアチェンジする方法を解説します。その他、キャリアチェンジで必要になる技術の習得方法や、実務経験の積み方についても紹介しています。

将来キャリアチェンジを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

エンジニアへのキャリアチェンジは挑戦が大切

エンジニアにキャリアチェンジするにあたって、まず意識したいのが「挑戦が大切」ということです。

これまで積み上げてきたキャリアを変えるというのは、相当な勇気が必要になります。全く知らない業界なら、尚更です。

近年は雇用の流動性が意識され始めていることから、多くの方がキャリアチェンジを検討し始めています。エンジニアも同じです。

キャリアチェンジを考えている方は、「えいやー」の気持ちでまず挑戦してみるところから始めましょう。

エンジニアへのキャリアチェンジの種類

エンジニアへキャリアチェンジする際に知っておきたいのが、キャリアパスの種類です。以下の4つを知っておきましょう。

  • スペシャリスト
  • ジェネラリスト
  • マネージャー
  • フリーランス(独立)

スペシャリスト

スペシャリストとは、ハードウェアやソフトウェアの専門的な知識・スキルを活かして業務をこなすエンジニアです。文字通り、1つのことに特化した能力を持っています。

常に最新の情報・技術を収集し、身につけていなければいけないキャリアです。

ジェネラリスト

ジェネラリストとは、スペシャリストとは違い、幅広い分野に対応できるエンジニアです。様々な知識・技術に広く浅く触れたい方や、多くの人とコミュニケーションを取って一緒に仕事をしたい方にオススメのキャリアとなっています。

技術力はもちろん、コミュニケーション能力も問われます。

マネージャー

マネージャーは、エンジニアチームを含めた開発担当者全体のマネジメントを行うエンジニアです。エンジニアとしての知識はもちろん、リーダーや経営者としてのスキルも求められます。

プロジェクトを万全に進めるために必要不可欠な存在ですが、現場で手を動かして作業することがほとんどないエンジニアでもあります。

フリーランス(独立)

どこの企業にも属さずフリーランスして独立する方法もあります。企業の後ろ盾もないため、自分の力で営業やスケジュール管理、経理などをこなさなければいけません。また、収入も不安定です。

一方で、自由に働けるため自己管理能力が高い方にとっては最適なキャリアとなります。

エンジニアの求人市場の分析

エンジニアの求人市場は、厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、2023年8月現在において、有効求人倍率が1.3倍の数値で推移しています。新型コロナの影響で若干落ち込んでいましたが、回復傾向にあります。

転職情報を多く扱っているtypeが調査した結果でも、区湯尽数が1.3倍と好調です。応募者数もコロナ前と比べて1.5倍となっていることから、求人市場は活発だと言えます。

中でも20~30代の応募が1.8倍に増加しており、若手〜中堅層がエンジニアへのキャリアチェンジを検討していると考えられます。

エンジニアへキャリアチェンジするための技術スキルの習得方法

エンジニアへキャリアチェンジする際に必要となるのが、技術スキルです。初学者の方にとってみれば、どうやって習得すればわからないと悩んでしまいますよね。

ここからは、以下の5つのスキルに分けて、それぞれ習得方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  • プログラミングスキル
  • ハードウェアに関するスキル
  • ネットワークに関するスキル
  • OS・ソフトウェアに関するスキル
  • コミュニケーションスキル

プログラミングスキル

エンジニアにキャリアチェンジするのであれば、プログラミングスキルは欠かせません。どのタイプのエンジニアになるにしても必要不可欠なため、早めに学習しておきましょう。良く利用される言語は以下です。

  • Java
  • JavaScript
  • Python
  • Linux
  • C++
  • Go

まずは自分が目指したいエンジニアを決めてから、プログラミングスキルを選択してください。何らかの言語を使いこなせるようになれば、キャリアチェンジしやすくなります。

プログラミング言語を習得する方法は、様々なものがありますが、Web教材や講習を使う方法が最も手軽です。隙間時間を使って効率的に学習できます。

ハードウェアに関するスキル

ハードウェアに関するスキルもキャリアチェンジで習得したい技術です。業務によっては幅広い知識を求められます。

全くの未経験で取得する場合、以下の方法がオススメです。

  • 電子機器を作ってみる
  • ハードウェアに関する資格を取得する
  • 中小企業で経験を積む

成果物としてハードウェアエンジニアと関係のある電子機器を作ると、採用時に評価を得られる可能性が高くなります。

また、ハードウェアに関する資格を習得するのも良いでしょう。勉強する中で一定以上の知識・スキルを身につけられます。

中小企業でハードウェアエンジニアとして経験を積む方法もあります。未経験者でも採用している求人から応募すると良いでしょう。

ネットワークに関するスキル

エンジニアはネットワークに関するスキルも求められます。特にネットワークを専門とするネットワークエンジニアを目指すのであれば、必須です。

ネットワークに関するスキルは、以下の資格を目指す中で身につけると良いでしょう。

  • ネットワークスペシャリスト試験
  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
  • シスコ技術者認定
  • LPIC
  • LinuC
  • AWS認定
  • Google Cloud 認定資格
  • Microsoft Azure

近年はクラウドの活用が広まっているため、クラウド関連の技術を身につけておくと、更にキャリアの幅を拡げられるのでオススメです。

OS・ソフトウェアに関するスキル

OS・ソフトウェアの技術も、エンジニアにキャリアチェンジ数rなら身につけておきたい技術です。以下に関連するものを習得します。

  • サーバーOS
  • 汎用OS
  • ミドルウェア
  • 各種ソフトウェア
  • 統合開発環境

開発環境で良く利用されているOSはLinuxです。無料で使えるオープンソースなので、技術を習得するにはもってこいのツールと言えます。

Linuxを学習できるWebサイトやサービスは様々なものがありますが、中でもオススメはEnvaderです。ゲーム感覚で楽しみながらキャリアチェンジに必要なプログラミングスキルを身につけられます。無料で受けられる講座もあるので、気になる方はぜひ1度お試しください。

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コミュニケーションスキル

エンジニアにはコミュニケーションスキルも重要です。エンジニアはチームを組んで開発します。ひとりで黙々と作業する時間もありますが、基本はチームで動きます。そのため、最低限のコミュニケーションスキルは必要です。

コミュニケーションスキルは、日々の生活の中でしか身につきません。苦手な方は、普段から意識して積極的にコミュニケーションをしていきましょう。

なお、コミュニケーションスキルの向上については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ確認してください。

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エンジニアへ転職を成功させる秘訣

エンジニアへ転職を成功させるには、意識したいポイントがあります。特に以下の3つは大切なので、ぜひ実行してください。

  • 業務に妥協しない
  • 自分の目標に沿った技術を学ぶ
  • キャリアプランを立てる

業務に妥協しない

エンジニアへ転職を成功させる際、規模の大小に関係なく業務に妥協しないようにしましょう。特に意識したいのが、以下のケースです。

  • 中小企業からエンジニアとして経験を積む
  • フリーランスとして独立する

妥協した成果物を仕上げると、そのまま自分自身に返ってきます。実績を積むためにも、ひとつひとつの仕事を完璧にやり遂げる意識で臨みましょう。

自分の目標に沿った技術を学ぶ

キャリアプランは一人ひとり違います。キャリアチェンジする際は、目標に沿った技術を学びましょう。

イメージとしては、ひとつひとつ目標をクリアしていく形です。キャリアチェンジで求められる技術は様々なものがありますが、同時並行で学んではなかなか身につきません。

まずは自分の目標に最短距離でたどり着ける技術を学び、一段落がついたら他の技術を学ぶようにしましょう。効率的に学習できます。

キャリアプランを立てる

転職にはキャリアプランが重要です。キャリアプランを立てていないと、どんなエンジニアになるのか漠然としたまま転職することになります。選考の際に面接官も戸惑ってしまうでしょう。

また、キャリアプランを立てることで、自分に足りない技術を見える化できます。逆算して技術を学んでいけば、最短距離でキャリアチェンジも可能です。

軸を持った転職・就職をするためにも、キャリアプランは必ず立てておきましょう。

エンジニアにキャリアチェンジするための実務経験の積み方

エンジニアのキャリアチェンジにおいて、実務経験はセットです。多くの場合、実務経験のあるなしを問われます。ここからは、初学者の方に向けて実務経験の積み方を紹介します。

以下の3つの方法がオススメです。

  • 自分でサービス・アプリを開発する
  • アルバイトへ応募する
  • インターンシップに参加する

自分でサービス・アプリを開発する

エンジニアへのキャリアチェンジするには、ポートフォリオが大切です。ポートフォリオに掲載できる実績として、自分でサービス・アプリを開発してみましょう。以下のメリットがあります。

  • 開発そのものがスキルアップに繋がる
  • ポートフォリオの素材として使える
  • 企業にスキルをアピールできる
  • 勉強しないと開発できない

難易度は高いものの、開発することで多くのスキル・技術が身につきます。ひとりで開発するのなら、問題解決能力も向上するでしょう。

実務経験として大きくアピールできる方法です。

アルバイトへ応募する

近年は、エンジニア補佐のアルバイトを募集する求人が増えています。アルバイトとして補佐をする中で実績を積む方法もオススメです。最初はアルバイトであったとしても、実績によっては契約社員や正社員への道も拓けます。

また、先輩エンジニアたちと一緒に働ける点もメリットとなります。現場を通じて学べる知識や技術は、独学よりも膨大です。

アルバイトであるため簡単な業務しか任せてもらえない可能性もあるため、求人情報を詳細まで確認し、より深く学べる環境かどうかを調べておきましょう。

インターンシップに参加する

学生限定にはなりますが、インターンシップに参加する方法もオススメです。期間が長期であるほど、エンジニアとして実績を積めます。社会人としてのスキルを身につけられる点もメリットです。

就職活動でも有利に働くため、学生の方はインターンシップへ積極的に参加しましょう。

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エンジニアへのキャリアチェンジは積極的な行動が大切

初学者の方がエンジニアへキャリアチェンジするなら、積極的な行動が大切です。未来は自分で切り開くという意志のもと、前向きに挑戦しましょう。

エンジニアの求人市場は好調です。キャリアチェンジに求められるスキルは多くありますが、隙間時間などを活用して効率的に学べば、転職は決して夢物語ではありません。

まずは自分がなりたいエンジニアを定め、目標に向かって必要なスキルを身につけていきましょう。

【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

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プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

「フリーランスエンジニア」

近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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