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2023.04.25

仕事と休暇のいいとこどり!ワーケーションという働き方

政府が提唱している働き方改革の中で、ワーケーションという働き方が注目を集めています。

ですがワーケーションと聞いてどんな働き方なのか、すぐに思い浮かぶ方は少ないのが現状です。

そこで今回はワーケーションについて解説します。他にもワーケーションの種類やメリット・デメリットも紹介しているので、興味のある方は必見ですよ。

ワーケーションとは休暇を楽しみながら働くスタイルのこと

ワーケーションとは造語です。「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」が組み合わさったもので、観光地やリゾート地などで休暇を楽しみながら働くスタイルを指します。

観光庁が推進しており、厚生労働省ではワーケーションをテレワークの一形態と位置付けています。

そのため、ワーケーションは国や自治体を通じて、様々な取り組みが実施されているのです。

補助金が自治体に出ている

ワーケーションにはワーケーション補助金制度が設けられています。精度を提供している自治体の宿泊施設に滞在し、ワーケーションを実施した際に助成を受けられる仕組みです。

助成の方法は自治体によって様々ですが、以下の取り組みが多く実施されています。

  • 宿泊費の一部補助
  • 交通費の一部補助

自治体それぞれで助成内容が違うため、利用する前に調査すると良いでしょう。

プレジャーとの違い

ワーケーションと似ているものでプレジャーという働き方があります。こちらも同じく「Business(仕事)」と「Leisure(余暇)」を組み合わせた造語です。

プレジャーは出張先などで滞在期間を延長し、余暇を楽しむ行為を指します。出張の前後に有給休暇を取得する形です。

既にある制度をそのまま活用できるため、何も準備が必要ない点が魅力となっています。

ワーケーションの種類

一口にワーケーションと言っても種類があります。どちらを主にするのかで、以下の2種類に分けられています。

  • 休暇型ワーケーション
  • 業務型ワーケーション

休暇型ワーケーション

休暇型ワーケーションは、休暇を主目的にしたワーケーションです。あくまでも休暇なので、福利厚生の一環として取り入れられることもあります。

有給休暇を取得しながら観光地に長期滞在をしてテレワークを行います。温泉旅館で缶詰になっている作家のような働き方です。

リラックスできる環境がすぐ近くにある点が魅力と言えます。

業務型ワーケーション

業務型ワーケーションは、業務を主目的にしたワーケーションです。会社が行き先を決めて出張のように行う形式を指します。業務前後や週末にその地域での休暇を楽しみつつ、業務時間は出先で働く形です。

どう働くかで以下の3つに分けられています。

  • 地域課題解決型:地域の関係者と交流し解決策を共に考えるワーケーション
  • 合宿型:出張先で議論やグループワークなどを行うワーケーション
  • サテライトオフィス型:サテライトオフィスやシェアオフィスで業務を行うワーケーション

出先で様々な人と交流することで、新しい刺激が生まれることを狙っているワーケーションです。

ワーケーションが人気の理由

ワーケーションはなぜ人気を集めているのでしょうか。それには以下の2つが大きく関係しています。

  • 生産性がアップする
  • 旅行先に長期滞在が可能

生産性がアップする

観光地に滞在しながら仕事をすることで、生産性がアップします。普段とは違った場所で過ごすことで、脳が活性化されるためです。

同時にリフレッシュの効果もあり、ストレスの軽減や意欲向上にも期待できます。

生産性をアップしつつ従業員のケアができるのは、ワーケーションならではです。

旅行先に長期滞在が可能

ワーケーションは旅行先に長期滞在が可能です。休暇を取って旅行しようと考えていても休みを取れなかった方にとっては、嬉しいポイントと言えます。

旅行先で仕事ができる上に、旅行としても楽しめるのはワーケーションだけです。ワーケーションを提供している宿泊先は全国にあるため、好きな旅行先に長期滞在できるのは魅力と言えます。

ワーケーションのメリット

ワーケーションには様々なメリットがあります。企業・個人問わず様々なメリットがあります。

中でも以下の5つは、従業員にとって大きなメリットです。

  • 長期休暇を取得できる
  • 働き方の選択肢が増える
  • ストレス軽減に期待できる
  • リフレッシュできる
  • モチベーションが上がる
  • 新しいアイデアを思いつける

非日常の空間に身を置くことで、多くの刺激を受けられます。ゆっくり体を休めたい場合は、温泉を利用するのも良いでしょう。

従業員にとって、ワーケーションは多くのメリットをもたらしてくれる制度です。

ワーケーションのデメリット

ワーケーションはメリットばかりではありません。デメリットも存在します。特に以下の3つは、大きなものばかりです。

  • 仕事ができる環境を整えなければならない
  • 仕事とプライベートをわけにくい
  • リモートワークが苦手な人には向いていない

仕事ができる環境を整えなければならない

ワーケーションをする場合、仕事ができる環境を整えることが最優先となります。

  • Wi-Fi環境がない
  • 机と椅子が揃っていない
  • 電波が入らない

こうした場所では仕事になりません。せっかくリフレッシュしているのに、逆にストレスとなることも。

そのため、ワーケーションは仕事ができる環境かどうかをまず調査する必要があります。

仕事とプライベートをわけにくい

ワーケーションは仕事とプライベートをわけにくいデメリットがあります。仕事は仕事として集中したい方にとって、大きな負担です。

例えば旅館に宿泊した場合、部屋でワーケーションに取り組んでいると、何が仕事で何がプライベートかわけにくくなります。業務時間中はずっと気が休まらない方もいるでしょう。

このような状況は向き不向きが明確にわかれるため、自分がどうなのかは実際に試してみるしかありません。

ただ、仕事とプライベートを明確にわけたい方はワーケーションには慎重になった方が良いでしょう。

リモートワークが苦手な人には向いていない

ワーケーションはリモートワークが苦手な人には向いていません。基本的にリモートワークで行うためです。

  • 出社しないと仕事モードに切り替わらない
  • リモートワークが苦手
  • 個室にこもって仕事がしたい

こうした方だと、ワーケーションをすることで作業効率が下がる可能性があります。せっかくの旅行なのにストレスを感じることすらあるでしょう。

リモートワークが苦手な方は注意してください。

ワーケーションには温泉がおすすめ

ワーケーションは長期滞在しながら仕事をする働き方です。そのため宿泊先が重要となってきます。

中でも多くの方が希望しているのが、温泉です。仕事の合間にバケーションを取り入れるなら、温かいお湯にゆっくり浸かりたいものですよね。

ここからはワーケーションにおすすめの温泉を3つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

山形県湯野浜温泉

画像引用:湯野浜温泉

山形県の湯野浜温泉は、津呂歌詞の中心地から車で25分の場所にある温泉施設です。1000年前から温泉施設として多くの人に親しまれてきました。

近くの湯野浜はサーフィン発祥の地とも言われており、夏のレジャーが好きな方にもおすすめです。

長野県上諏訪温泉

画像引用:上諏訪温泉

長野県の上諏訪温泉は、JR上諏訪駅から歩いて約10分の場所にあるアクセスしやすい温泉宿です。1日に15,000キロリットルもの湧出量を誇る温泉地でもあります。

上諏訪温泉のある諏訪市内には至る所に足湯が設けられているため、仕事の合間に散歩がてら足湯を楽しむことも可能です。

諏訪のグルメも楽しめることから、ワーケーションには最適の場所と言えるでしょう。

和歌山県白浜温泉

画像引用:白浜温泉旅館協同組合

和歌山県の白浜温泉は、南紀白浜空港から車で10分の場所にあるアクセスしやすい観光地です。近畿はもちろん、全国から白浜の美しい景色を求めて多くの人が訪れています。

自治体がワーケーション誘致に取り組んでおり、サテライトオフィスやワーケーション施設の設備強化が行われています。ワーケーションをするにあたって設備で困ることはありません。

広大な浜辺を眺めながら入浴すれば、まるで地中海にいるような気分を味わえるでしょう。

ワーケーションは休暇中に仕事をする新しい働き方

ワーケーションは休暇中に仕事をする新しい働き方です。昨今の働き方改革によって、少しずつ企業が取り入れ始めています。自治体に補助金が出ていることから、利用者のために環境を整備しているところもあります。

その働き方は独特で、長期休暇の合間に仕事をする形です。仕事の都合上どうしても休みが取れなかった方でも、利用しやすい制度となっています。一方でリモートワークになるため、苦手な方には向いていません。

もしワーケーションをするなら、温泉がおすすめです。仕事の合間に温泉に浸かることで、身も心もリラックスできるためです。今回おすすめした温泉以外にも全国にワーケーションが可能な場所があります。ワーケーションを利用して、自分に最適な働き方を見つけてくださいね。

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「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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エンベーダー編集部

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