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2023.07.28

WEB開発のセキュリティを無料で学べる セキュア ソフトウェア開発 (LFD121-JP)

インターネットの発達によって誰もがWebへアクセスできるようになった現代において、セキュリティは重要です。エンジニアにとって、攻撃に対して強固なソフトウェア開発は必須と言えるでしょう。

そこで利用したいのが「Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」」です。オンラインで誰でも無料で受講でき、セキュリティの基本を学べます。

エンジニア初学者はもちろん、現役で働いているエンジニアにとってもタメになる内容です。

今回はそんなLinux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」について解説します。ぜひ受講の参考にしてください。

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は無料のオンライントレーニングコース

画像引用:Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、無料で提供されているオンライントレーニングコースです。インターネットにさえ繋がっていれば、誰でも受講できます。

そんなLinux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」には、以下の特徴があります。

  • サイバーセキュリティの基礎から考え方まで幅広く学べる
  • 実践的・専門的な方法も学べる
  • PC・スマホ・タブレットのどれでも受講可能
  • 自分のペースで生ベル
  • 日本語で学べる
  • 修了後はデジタルバッジを受け取れる

サイバーセキュリティの基礎から考え方まで幅広く学べる

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、受講することでセキュリティに必要な考え方を網羅的に学べます。基礎的な内容もしっかり抑えらえているので、エンジニア初学者の方でも理解しやすいでしょう。

セキュリティに関するものだと、例えば以下の内容がわかります。

  • リスクマネジメントが意味すること
  • サイバーセキュリティの基本
  • システム要件の一部としてセキュリティを考える
  • セキュリティ要件の可能性
  • ソフトウェアを安全に設計する方法
  • 安全設計の原則
  • ソフトウェアの選択方法

システム開発において重要な項目ばかりです。無料で学べる内容として充実しているので、受講するメリットは非常に大きいと言えます。

実践的・専門的な方法も学べる

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、基礎的な部分以外も学べます。より実践的・専門的な領域もカバーしているためです。以下を対象としていることからも読み取れます。

  • ソフトウェア開発者
  • DevOpsプロフェッショナル
  • ソフトウェアエンジニア
  • Webアプリケーション開発者

これらの方向けに、情報セキュリティを向上させるために限られたリソースでも実行できる実践的なステップを解説してくれています。学びの多いコースなのです。

PC・スマホ・タブレットのどれでも受講可能

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、受講するデバイスを選びません。我々が普段使っている以下のデバイスであれば、どれでも受講可能です。

  • PC
  • スマホ
  • タブレット

普段は家で学習し、出先はスマホやタブレットで学習といった方法も取れます。隙間時間を使いたい方でも安心です。

サービスによっては決められたデバイスのみOKというものもあるため、対応しているデバイスが多いのは嬉しいポイントとなります。

自分のペースで学べる

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、複数人で参加して学ぶタイプの形式ではありません。以下の教材を使って、好きなタイミングで学ぶ形式を採用しています。

  • 動画
  • クイズ
  • インタラクティブなコンテンツ

学びやすい教材は、無制限でアクセスが可能です。復習したいときにいつでも復習できます。自分のペースで学べるため、忙しい方でも安心して取り組めます。

日本語で学べる

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、2023年6月8日より日本語版を公開しています。英語に自信がない方でも安心して受けられます。

サイバーセキュリティに関する日本語の講座を探している方にオススメです。

修了後はデジタルバッジを受け取れる

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」を修了すると、デジタルバッジを受け取れます。必要な全てのコースワークを完了し、教材を習得したこと証明してくれるバッジです。

デジタルバッジは単なる記念ではなく、以下で活用できます。

  • 履歴書
  • SNSのプロフィール

サイバーセキュリティに関する知識を取得していると、客観的に証明してくれます。エンジニアとしてステップアップしたい方はもちろん、フリーランスとして独立を考えている方にも、有利になるのは間違いありません。

学んだ証明がデジタルバッジによってできるのは、Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」を受講するメリットとも言えます。

参考記事:「Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」無料オンラインコースを開始」

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」の概要

画像引用:「トレーニングコースLFD121-JP「セキュアソフトウェア開発」のご紹介」

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」の特徴がわかったところで、次に概要を紹介します。受講前に、まず以下の内容を知っておくと良いでしょう。

  • 全3部構成
  • 受講内容

全3部構成

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は全3部構成です。プログラムとして以下のように分けられています。

  • セキュア ソフトウェア開発:要件・設計・再利用(LFD104-JPx)
  • セキュア ソフトウェア開発:実装(LFD105-JPx)
  • セキュア ソフトウェア開発:検証・専門的トピック(LFD106-JPx)

プログラム名を見ると、段階を踏んで学習できるよう考慮されているのがわかりますね。まずは数字の若い「要件・設計・再利用」から受講すると良いでしょう。

受講内容

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」で、どこまで掘り下げて学べるのかは気になるポイントですよね。全3部構成なのは先述した通りですが、以下の内容を学べます。

  • セキュリティの基本
  • プライバシーとは
  • セキュア設計の原則(S&S論文で示されるセキュア設計の原則)
  • ソフトウェア再利用の基本
  • OSS選択時の評価
  • 再利用可能なソフトウェアのダウンロード
  • 再利用ソフトのupdate適用
  • ソフトウェア利用方法のupdate
  • 入力検証はどうあるべきか
  • 数値のテキスト、unicodeエンコーディング、正規表現でのチェックとReDOS脆弱性
  • 内部形式変換、CSV
  • データの安全な処理
  • 他のプログラムの呼び出し
  • 出力の送出
  • 検証(静的解析・動的解析)
  • 脅威モデリング
  • 暗号
  • その他トピック

第1部~第3部まで充実した内容です。これらを全て無料で学べるのですから、付加価値は非常に高いと言えます。

受講内容を一連で学ぶことで、ソフト開発の場面で必要な最低限のセキュリティ上の知識を習得できます。

受講内容については満足できる内容となるでしょう。

参考記事:「トレーニングコースLFD121-JP「セキュアソフトウェア開発」のご紹介」

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」のオリジナルコンテンツはGitHubで公開されている

画像引用:GitHub

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、元は英語で公開されていました。それを完全日本語化したものとなります。

原本である英語版は、Githubで公開されています。英語力がある方であれば、GitHubで受講する方法もオススメです。

日本語版は順次リリースされていくため、待ちきれない方は英語版から学ぶと良いでしょう。

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」はエンジニア初学者にオススメのオンライントレーニングコース

Linux Foundation「セキュア ソフトウェア開発」は、サイバーセキュリティの基礎や考え方を実践的に学べるオンライントレーニングコースです。英語で配信されていたものを日本語化したものとなります。

エンジニア初学者の方でも理解できるようにわかりやすくまとめられており、セキュリティーに関する知識を得るのならピッタリです。修了後は履歴書やSNSでも使えるデジタルバッジを発行してもらえるため、客観的な証明としても使えます。

無料で学べるので、気になっている方はぜひ1度受講してみてくださいね。

【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

IT未経験者必見 USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話

プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。

「フリーランスエンジニア」

近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。

「成功する人とそうでない人の違いは何か?」

私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。

比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。

多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、

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エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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