近年、産業界全体のデジタル化や情報技術(IT)の急速な進化によりエンジニアの人材不足が深刻化しています。経済産業省によるとIT人材の需要は2018年には109万人、そして2030年には164万人(予測)に達すると見込まれています。しかし、労働人口の減少やIT需要の拡大により、このままの推移で進むと2030年には最大約79万人のIT人材が不足する見込みと言われています。
コロナ禍により日本国内でもテレワークが促進されたこともあり、プライベート時間との両立や満員電車での通勤からの解放、自己能力次第で大幅な給与アップが見込めることなどから異業種からの転職も増加しています。また、そんな働き方をお家で目にする機会が増えたからか、2022年に日本FP協会が発表した小学生の「将来なりたい職業」ランキングでは初めてプログラマーがトップ10入りするなど年齢問わず注目を集める職業となりました。
今回はこれからエンジニアを目指す方向けにプログラミング技術を学べるスクールに関して、料金や学習出来る内容の違いなどの調査を行ないました。
プログラミングスクールとは
エンジニア職につくために必要となるのがプログラミング言語の理解やネットワークの知識といったITスキルです。
一昔前までは書籍などを使って独学を行う方も多かったのですが、最近では学習アプリや動画配信サイトなどで現役エンジニアの方による解説動画を用いて勉強したりと様々な勉強法が選べるようになりました。しかし、独学で学ぶ方に共通して多いのが挫折率の高さです。そもそもプログラミング学習自体の挫折率(つまづき)は90%と言われています。その中で最も多い学習方法が独学での学習で、実に5~6割の方が独学で学習を行い挫折を経験しています。
挫折理由は様々ですが、主な理由に「モチベーションの低下」や「不明点を聞けない」「エラーが解決できない」などが挙げられます。独学での学習は自分のペースで進められる反面、何かあった際に相談出来る方が居ないため、そこでつまづいてしまいモチベーションの低下を招く事が多いです。
しかし、プログラミングスクールの場合はレベルにあった最適なカリキュラムを用いて学習を行えるため、体系的に学習を進められます。また、どうしても自身では解決できないエラーや不明点、実装時のアドバイスなどを講師の方に相談する事が出来るため学習の停滞を防げます。さらにスクールでは自分と同じ目標を持った学習仲間を得ることが出来るため、お互いに切磋琢磨することでモチベーション向上に繋げることができます。
学習目標
一口にITスキルと言っても学ばないといけない技術は膨大にあります。
プログラミング言語1つとっても「Java」「Python」「Swift」など、作りたい物や対象デバイスにより更に細分化され様々な言語があります。ただ、プログラミング言語を覚えればエンジニアになれるのか?というとそういう訳ではなく、ネットワークの基礎知識からデーターベースの知識など幅広い分野の知識を学習する必要があります。
多くのプログラミングスクールで主要な言語は学ぶことができますが、まずは「どのような物を作りたいか」「どんなエンジニアになりたいのか」目標設定を明確にし、目標を達成するためには何を学ばないといけないかを見極めた上でスクールを選定しましょう。
プログラミングスクール
ここからは実際に以下の5つのプログラミングスクールを紹介し、料金面や学習期間、学べる分野などについて見ていきます。
- TECH CAMP
- RareTECH
- 侍エンジニア
- DMM WEBCAMP
- RUNTEQ
TECH CAMP
TECH CAMPでは「誰もが自分の技術で稼げる人材になる」ための教育プログラムを用意しており、「実務的な教育コンテンツ」と「徹底したサポート体制」の2つに重点が置かれています。
最終課題では実際にアプリケーションを作成し、自身で構築したサーバーを用いてリリースをするなど実務とほぼ同じ環境で開発の経験が積めるため、現場で使える実践的な技術が身につきます。サポート体制の点でも「プログラミング講師」による学習面でのサポート「ライフコーチ」による学習スケジュールの管理やモチベーション支援「キャリアアドバイザー」によるキャリアパスの作成や面接対策などの就職支援といった3名のスタッフによる徹底サポートで挫折しない環境作りがされています。
特長
TECH CAMPの大きな特徴がライフスタイルに合わせて選べる2つの学習プランです。
TECH CAMPでは実際に対面で学習を行える「通学プラン」と好きな場所から学習を行えるオンライン完結型の「オンラインプラン」の2つの学習プランが選べます。受講場所を問わないオンラインプランでは学生の方やお仕事をされている方でも帰宅後に自宅で学んだり、休日に出先から学ぶことが出来るなどのメリットがあります。しかし、オンラインで完結してしまうため「モチベーションを保てるのか」「自宅からだとON/OFFを切り替えれるか」など不安になってしまう方も少なからずいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが通学プランであり、通学プランでは実際に講師の方たちと顔を合わせて学習を進められるため分からないことなどをその場ですぐに解決できるメリットがあります。その他にも共に学ぶ仲間たちとの横の繋がりも強くなる為、モチベーション維持を行いやすくなります。また、学校側で用意している技術書なども自由に閲覧が行える為、書籍購入費を抑えて多分野の知識を学べる点も魅力です。
学習期間
平日毎日学習を行う「短期集中スタイル」と平日の夜間と休日に学習を行う「夜間・休日スタイル」の2つの学習スタイルが用意されています。「短期集中スタイル」では平日の10:0019:00を学習必須時間とし、19:0022:00を任意学習の時間としています。週のトータル学習時間は55時間を推奨しており、最短10週間でITエンジニアを目指す学習スタイルです。
「夜間・休日スタイル」では任意の曜日で10時間を学習必須時間とし、それ以外の曜日ではお仕事や学業に合わせて任意の時間に13時間、週のトータル学習時間は23時間を推奨しています。「夜間・休日スタイル」は半年間でITエンジニアを目指す学習スタイルであり、お仕事を続けながらプログラミング学習を行いたい方におすすめの学習スタイルです。
学べる主な技術
- サービス設計
- インターフェース構築
- SQL・データベース
- ネットワーク・サーバー構築
- 運用・コミュニケーション
- 高い実装スキル
受講料金
※記載している金額は23年6月24日現在の金額であり、変更される可能性に注意してください。
「短期集中スタイル」
項目 | 初回料金 | 2回目以降 |
---|---|---|
分割48回 | 20,380円 | 19,600円 |
分割36回 | 26,190円 | 23,900円 |
分割24回 | 34,253円 | 32,800円 |
分割12回 | 60,722円 | 59,800円 |
分割6回 | 114,487円 | 114,100円 |
一括払い | 657,800円 | 197,340円(給付金適用後) |
「夜間・休日スタイル」
項目 | 初回料金 | 2回目以降 |
---|---|---|
分割24回 | 45,137円 | 43,800円 |
分割12回 | 80,032円 | 79,900円 |
分割6回 | 152,590円 | 152,300円 |
一括払い | 877,800円 | 317,800円(給付金適用後) |
RareTECH
RareTECHはプログラミングスクールと違い「まったくの業界未経験から採用率5%の開発現場に即戦力で選ばれるための希少型エンジニア」を育成するための専門ITスクールです。
仕様書通りのコードが書けるだけのエンジニアではなく、高いスキルを基に問題を発見し解決に導く能力や、より最適なプログラムの提案までが出来る希少型のエンジニアを目指していきます。RareTECHの大きな特徴は「基礎概念からの学習」です。よくあるプログラミングスクールではプログラミングに重きを置きすぎてしまい、基礎概念についての学習が薄くなる傾向にあります。そのためコーディングは行えるが、一歩踏み込んだ提案や物作りが行えない量産型のエンジニアとなってしまいます。
しかし、RareTECHでは「業界未経験」を大前提に基礎概念の学習を最重視しており、まずはタイピング時のホームポジションやショートカットキーの使い方から学習が始まります。その後IPアドレスとは何か?OSI参照モデルとは何か?といったネットワークなど、基礎知識の学習から始まるためより深い学習を行うことができます。
特徴
RareTECHの大きな特徴は「2年の長期学習」で本物のスキルと知識を完全習得できる点です。
「たった数ヶ月でプロになれるほど、この世界は甘くない。」と公式HPで紹介されているように、数ヶ月で得られる知識では希少型エンジニアになる事は不可能です。そのため2年間を通してプログラミングスキルからシステムの仕組み、さらにはビジネススキルまでをも学習を行い、どんな開発現場でも即戦力となれるエンジニアを目指します。
更にRareTECHでは卒業をしたら終わりではなく、卒業生の92%が参加を行なっている「継続学習プラン」も用意されています。ITの世界は常に進化をし続け新しい技術やシステムが生まれています。それに伴いエンジニアの学習にも終わりはなく、常に新しい情報をキャッチアップし、自身を更新していく必要があります。スクール卒業後エンジニアになれた事で日々の学習が疎かになってしまうと取り残されてしまいますが、「継続学習プラン」では同じく第一線で活躍するエンジニア達との情報交換の場ともなるため、ある意味RareTECHはエンジニア人生を生涯サポートしてくれるスクールといえます。
学習期間
RareTECHでは「数ヶ月で身につくスキルは数ヶ月で抜かされるスキル」という考えのもと、量産型のエンジニアではなく、より市場価値の高い希少型エンジニアを目指すスクールのため年単位の学習プランしか用意されていません。
そのため数ヶ月でエンジニアを目指すスクールと違い、時間をかけて基礎からしっかりと学習を行うことができます。2年学習を行える「完全希少型コース」と1年学習を行える「基本希少型コース」の2つのコースがありますが、「基本希少型コース」の場合でも更新を行うことで最大2年間学習を続けることができます。
学べる主な技術
- IT基礎
- インフラ
- プログラミング
- ウェブシステム
- セキュリティ
- アーキテクティング
- AIデータサイエンス
- UI/UX
受講料金
※記載している金額は23年6月24日現在の金額であり、変更される可能性に注意してください。
項目 | 完全希少型コース | 基本希少型コース |
---|---|---|
期間 | 2年 | 1年 |
分割48回 | 20,417円 | 12,083円 |
分割36回 | 27,222円 | 16,111円 |
分割24回 | 40,833円 | 24,167円 |
一括払い | 940,000円 | 550,000円 |
※学生は受講料が半額となる学割も用意されています。
侍エンジニア
侍エンジニアではプログラミング学習で1番多い「挫折」をしてしまわないよう、一人一人にあった学習カリキュラムを用いて専任講師によるマンツーマンに特化した学習を提供しています。
受講のたびに講師が変わったりといった事がなく、1人の現役エンジニア講師が卒業までサポートを行なってくれるため、自分の得意な点や苦手な点を見極めて重点的に学習を行うことができます。また、独自開発を行なった学習管理システムを用いて学習状況を管理し、つまづいた場合はQ&A掲示板を用いて質問をするなどサポート体制も充実しています。プログラミング学習を始めてみたいが気軽に相談できる環境があるか不安な方や、一度独学で学習をしたものの挫折を経験してしまった方などに向いています。
特徴
侍エンジニアの大きな特徴は一人一人にあったオリジナルカリキュラムを用いて行う日本初の「マンツーマン」での学習です。
いまいち「プログラミングとは何か?」「どういう物作りが行えるのか?」がピンときていない方であっても、まずは経験豊富なコンサルタントの方と相談を行い、どのコースを受講してどんなエンジニアを目指せばいいのかを決めていくことができます。その後現役エンジニアの講師1人がマンツーマンで卒業まで学習をサポートしてくれます。その他の特徴に目的に合わせた豊富な学習コースが挙げられます。以下は主な学習コースです。
- 副業スタートコース
- 転職保証コース
- エキスパートコース
- フリーランスコース
- WEBデザイン 教養コース
- プログラミング 教養コース
- AIコース
学習期間
侍エンジニアは豊富な学習コースが用意されており、選択するコースにより学習期間は様々です。
更にそのコースの中でも学習期間を選択して学習を行える為、柔軟性は高いといえます。コースによっては最短4週間で学習が終わるものもありますが、あくまで今回ご紹介をしている趣旨としては「エンジニア」を目指す場合のスクール選びとなるため、その場合は48週間のプラン選択になるかと思います。
学べる主な技術
- プログラミング
- Webデザイン
- Web開発
- 機械学習
受講料金
侍エンジニアには豊富な学習コースや学習プランが用意されていますが、今回はエンジニアを目指す場合のスクール選びとするため48週間のプランをご紹介しています。
※記載している金額は23年6月24日現在の金額であり、変更される可能性に注意してください。
項目 | エキスパートコース | フリーランスコース | AIコース |
---|---|---|---|
入学金 | 99,000円 | 99,000円 | 99,000円 |
受講料金 | 1,188,000円 | 1,188,000円 | 1,188,000円 |
合計金額 | 1,287,000円 | 1,287,000円 | 1,287,000円 |
分割料金 | 31,961円〜/月 | 31,961円〜/月 | 31,961円〜/月 |
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPはDMMが運営するオンラインITスクールです。
何から学べばいいのか分からないといったプログラミング初心者の方向けに基礎知識から学ぶことの出来る「はじめてのプログラミング」コースや、プログラミング経験のある中級者向けにピンポイントで言語を選んで学習を行えるコースなど幅広く用意されています。初心者向けである「はじめてのプログラミング」コースでは「プログラム」「Web」「開発フロー」といった基礎知識を学習したのち、RubyやHTMLの学習を行い実際にコーディングを行い、一連の開発の流れを学習できます。
特徴
DMM WEBCAMPの特徴は段階的にステップアップ出来る豊富なコース設定です。
一切のプログラミング知識がない方は「はじめてのプログラミング」コースを選択することでシステム開発の一連の流れについて学んだのちに実際にHTML/CSSを用いてWebサイトを作成します。その後Ruby/Ruby on Railsを用いてToDoアプリの作成まで行ったりと、基本的なシステム開発について学ぶことが出来ます。もう少し実務的な要素も取り込みたい方は「Webアプリケーションコース」を選択することで上記言語だけでなく、実務で使用することの多いGit/GitHubによるバージョン管理について学ぶことが出来るため、より即戦力としての力を培うことができます。
また、DMM WEBCAMPでは早く学習が終了してしまった場合でも未利用期間の返金保証が用意されています。そのため最初は「はじめてのプログラミング」コースで学び、予定より早く終了してしまった場合はステップアップを行い、中級者向けのコースへ進むことができます。主な学習コースは以下です。
- はじめてのプログラミングコース
- Webアプリケーションコース
- AIコース
- データサイエンスコース
- PHP/Laravelコース
- Pythonコース
- Javaコース
学習期間
DMM WEBCAMPの場合、学習期間を自身で設定することができます。
学習期間によるカリキュラムの違いはなく、どの学習期間を選んでも学習カリキュラムの内容は同じとなります。最短で4週間から選択することができ、4週単位で最大16週間まで選択することができます。平日8時間ほど学習時間を取れそうな方は最短の4週間コースから始められ、平日は2時間ほどしか学習を行えない方は最長の16週間コースがおすすめです。各プランの詳細は以下です。
項目 | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン |
---|---|---|---|---|
週の学習時間目安 | 40時間 | 20時間 | 13.5時間 | 10時間 |
メンタリング回数 | 全8回 | 全16回 | 全24回 | 全32回 |
受講料金
一部コースを除いて、今回ご紹介したコースに関してはコース内容による料金の違いはなく、全コース同じ金額です。学習期間による料金設定は以下になります。
※記載している金額は23年6月24日現在の金額であり、変更される可能性に注意してください。
項目 | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン |
---|---|---|---|---|
受講料金 | 169,800円 | 224,800円 | 279,800円 | 334,800円 |
※学習期間が足りなかった場合、4週単位88,000円で延長も行えます。
RUNTEQ
RUNTEQは「事業を推進できるエンジニアに」をモットーに、より実践的な学習を行えるエンジニアスクールです。
プログラミングを学ぶだけでは市場で求められるエンジニアにはなれないとして、「実装力」「創造力」「共創力」といったエンジニアとして更に上をいくために必要な部分を学ぶことができます。昨今リモートワークが主体となってきており、働き方だけでなく仕事への向き合い方なども変化しつつあります。そこでRUNTEQではCREDOをベースとしたマインド教育を行うことでスタートアップやITベンチャーで活躍できるエンジニアとしての振る舞いまで学んでいくことができます。
特徴
RUNTEQではコーディング技術のみに限らず、エンジニアとして物作りをしていく上で必要となるマインドの部分に重きを置いた学習が行えます。
初学者の方のイメージとして多いのが「エンジニアは1人で淡々とPCに向き合って人とあまり関わらない」というイメージを持たれる方が多いです。ですが、実際は1人で完結する内容は少なく、チームとして協力を行いながらプロジェクトに取り組みます。そのためエンジニアとして意外と必要となるのが「共創力」です。RUNTEQではWebエンジニアに必要な5つのカルチャーを「RUNTEQ CREDO」と定義し、それを意識した行動をコミュニティ内で実践します。
以下がRUNTEQ CREDOに定義されている5つのカルチャーです。
項目 | 詳細 |
---|---|
1.be Open | 価値観をアップデートし、素直な気持ちを持ち続けよう。 固定概念は捨てて、全ての事柄・意見を柔軟に受け入れよう。 |
2.Move Fast | 誰よりもスピーディーに動き、大胆なチャレンジをくり返そう。 行動こそが何にも変えられない糧になる。 失敗は恐れずに前に進もう。 |
3.Give First | 常にギブファーストの精神を持ち続けよう。 誰かの為に動くことができたなら、それは必ず自分の資産につながる。 |
4.Geek Out | 知的好奇心を高めて、学ぶことに夢中になろう。 プログラミングの世界やカルチャーを知って、エンジニアを楽しもう。 |
5.Take Ownership | 目の前のことを"こなす"だけではなく、アクションを"仕掛けている"か?物事を自分ゴト化し、自主性を持って取り組もう。 |
学習期間
RUNTEQの学習期間は約36週間(9ヶ月)です。
しかし、一部コミュニティや学習カリキュラムの使用に関しては卒業後も利用できるため、以下を参考にしてください。
項目 | 期間 |
---|---|
エンジニア講師の学習サポート | 36週間 |
エンジニア講師のWebアプリサポート | 36週間 |
キャリアトレーナーの学習サポート | 36週間 |
キャリアトレーナーの就活サポート | 就職まで |
学習カリキュラムの利用 | 就職後も利用可 |
コミュニティへの参加 | 就職後も利用可 |
受講料金
※記載している金額は23年6月24日現在の金額であり、変更される可能性に注意してください。
分割回数 | 初回料金 | 2回目以降の支払い |
---|---|---|
24回 | 28,600円 | 26,400円 |
12回 | 49,500円 | 49,400円 |
10回 | 59,250円 | 58,500円 |
6回 | 95,450円 | 95,200円 |
3回 | 186,925円 | 186,900円 |
一括払い | 550,000円 |
まとめ
今回は5つのプログラミングスクールをご紹介し、各スクールで学べる内容や学習期間の違いなどについて調査を行いました。
エンジニアの人材不足ということもあり、ここ数年でスクール数も急速に増えてきました。これから学習を行おうと思っている初学者の方からすると正直何が違うのか、どのスクールを選べばいいのか悩んでしまうと思います。しかし、こうして深掘りして見ていくと全てのスクールで「どういった所に力を入れているのか」「どういうエンジニアを目指すのか」が全く違うことが分かりました。
「現在転職を考えており、短期間でエンジニアへの転職を行いたい」「しっかりと時間をかけて基礎から学び、市場価値の高いエンジニアを目指したい」「技術面だけでなく、実務で通用するマインドの部分も育てていきたい」今回スクール選びをする上で1番重要視をしないといけないのは、まずは自分自身がどういうエンジニアになりたいのか、最終ゴール地点を決めることだと分かりました。そうする事で自ずとどのスクールを選べば最短で自分自身の目標を成し遂げれるかが分かるかと思います。現在スクール選びでお悩みの方は是非、当記事を参考に自分の目標にあったスクール選びを行なってください。
今回ご紹介を行いました、5つのスクールは全て無料相談会を行っています。もし複数のスクールで悩んでいる場合は無料相談会の受講をおすすめします。
【番外編】USBも知らなかった私が独学でプログラミングを勉強してGAFAに入社するまでの話
プログラミング塾に半年通えば、一人前になれると思っているあなた。それ、勘違いですよ。「なぜ間違いなの?」「正しい勉強法とは何なの?」ITを学び始める全ての人に知って欲しい。そう思って書きました。是非読んでみてください。
「フリーランスエンジニア」
近年やっと世間に浸透した言葉だ。ひと昔まえ、終身雇用は当たり前で、大企業に就職することは一種のステータスだった。しかし、そんな時代も終わり「優秀な人材は転職する」ことが当たり前の時代となる。フリーランスエンジニアに高価値が付く現在、ネットを見ると「未経験でも年収400万以上」などと書いてある。これに釣られて、多くの人がフリーランスになろうとITの世界に入ってきている。私もその中の1人だ。数年前、USBも知らない状態からITの世界に没入し、そこから約2年間、毎日勉学を行なった。他人の何十倍も努力した。そして、企業研修やIT塾で数多くの受講生の指導経験も得た。そこで私は、伸びるエンジニアとそうでないエンジニアをたくさん見てきた。そして、稼げるエンジニア、稼げないエンジニアを見てきた。
「成功する人とそうでない人の違いは何か?」
私が出した答えは、「量産型エンジニアか否か」である。今のエンジニア市場には、量産型エンジニアが溢れている!!ここでの量産型エンジニアの定義は以下の通りである。
比較的簡単に学習可能なWebフレームワーク(WordPress, Rails)やPython等の知識はあるが、ITの基本概念を理解していないため、単調な作業しかこなすことができないエンジニアのこと。
多くの人がフリーランスエンジニアを目指す時代に中途半端な知識や技術力でこの世界に飛び込むと返って過酷な労働条件で働くことになる。そこで、エンジニアを目指すあなたがどう学習していくべきかを私の経験を交えて書こうと思った。続きはこちらから、、、、
エンベーダー編集部
エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。
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