Node.js環境構築コース10/10
nvmを使ってNode.jsのバージョン管理をしよう
ここではnvmについて詳しく学んでいきます。
nvmとは
nvmはNode.jsのバージョンマネージャーツールです。こちらを使うと複数のバージョンのNode.jsを切り替えることが可能になる便利なツールです。
nvmのグローバルインストール
インストールは以下のコマンドを実行します。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.35.0/install.sh | bash
上記のコマンドを実行すると~/.bashrcにnvmの設定が書き込まれていることがわかります。
tail -n 3 $HOME/.bashrc
export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" # This loads nvm
[ -s "$NVM_DIR/bash_completion" ] && \. "$NVM_DIR/bash_completion" # This loads nvm bash_completion
nvmのバージョン確認
インストールされているか確かめるためにバージョンの確認を行います。以下のコマンドを実行してください。
nvm --version
Nodeのインストール
早速nvmを使用してNodeのインストールを行なっていきましょう。
nvm install node
LTSをインストールするには以下のコマンドを実行します。LTSとはLong Term Supportの略で長期間サポートのことです。最新バージョンは不安定なことが多いので、LTSが提供されている場合はそちらを利用するようにしましょう。
nvm install --lts
バージョンを指定してインストールを実行することもできます。
nvm install v13.14.0
Nodeのバージョン固定
Nodeのバージョンを固定するためには以下のコマンドを実行します。
nvm use v8.16.1
Nodeのバージョン確認
これまでインストールしたNodeのバージョンは以下のコマンドで確認することができます。
nvm ls
Nodeのアンインストール
指定のバージョンをアンインストールするには以下のコマンドを実行します。
nvm uninstall v13.14.0
まとめ
今回はnvmの使い方について説明しました。 Nodeのバージョン管理を簡単に行えるので簡単な使い方は覚えておきましょう。
問題を解くためには、十分な画面サイズのPC環境をご利用下さい。