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2024.04.30

集中できない問題解消!ポモドーロテクニックで課題解決を加速

課題解決への集中力不足に悩むあなたへ

仕事や勉強に集中できないと、時間ばかりが過ぎてしまい、課題解決もままならないですよね。そんな時に役立つのが、ポモドーロテクニックです。

ポモドーロテクニックとは、25分間集中して作業し、5分間の休憩を挟むことで、集中力を維持し、効率的に作業を進める時間管理術です。このシンプルなテクニックは、世界中の多くの人々に実践され、高い効果を発揮しています。

ポモドーロテクニックとは?

ポモドーロテクニックは、1980年代後半にフランチェスコ・チリロによって開発されました。この手法では、25分間の集中作業を行い、その後5分間の休憩を取るというサイクルを繰り返します。このサイクルを「ポモドーロ」と呼びます。4つのポモドーロ後には、15〜30分の長い休憩を取ることが推奨されています。

ポモドーロテクニックを実践する手順

ポモドーロテクニックとは、作業と休憩を短い区切りで繰り返すタイムマネジメント手法です。この方法を実践するには、以下のステップを踏みます。

  1. タスクを決める

    最初に、取り組むべき作業内容を具体的に決めましょう。

  2. 25分の作業時間を設定

    タイマーを25分に設定します。キッチンタイマーやスマートフォンアプリなどを使用できます。

  3. ひたすら集中する

    タイマーが鳴るまで、選んだ作業に全力で取り組みます。他のことは一切しないでください。

  4. 5分の休憩をとる

    25分の作業が終わったら、5分間の短い休憩を取ります。

  5. 作業と休憩を4回繰り返す

    手順2から4を4サイクル繰り返します。4サイクル終了後は15~30分の長め休憩をとります。

作業中に予期せぬ割り込みがあった場合は、そのサイクルを無効とし、タイマーをリセットして新しいサイクルを始めます。

これがチリロ自身が著書「どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門」や公式HPで定めたポモドーロテクニックの本来の手順です。

チリロさんってどんな人?

フランチェスコ・チリロ(Francesco Cirillo)は、イタリアの起業家であり、ポモドーロテクニックの開発者としても特に知られています。彼は1980年代後半に、学生時代に効率的な勉強方法としてこのテクニックを考案しました。

ポモドーロってどんな意味?

「ポモドーロ」という名前は、イタリア語で「トマト」を意味し、彼が使用していたキッチンタイマー(トマトの形をしたタイマー)に由来しています。

ポモドーロテクニックのメリット

ポモドーロテクニックのメリットとして、次のようなものが挙げられます。

  1. 集中力を高める

    短時間で区切られた作業時間を設けることで、集中力を維持しやすくなります。

  2. 生産性を向上させる

    集中力が向上することで、短時間でより多くの作業をこなすことができます。

  3. ストレスを軽減する

    集中して作業することで、達成感を得やすく、ストレスを軽減することができます。

  4. 時間管理スキルを向上させる

    ポモドーロテクニックは、時間の使い方を意識しやすくなるため、時間管理スキルを向上させることができます。

この他、個人的なメリットとして、特にやる気が出ないときに効果的と感じています。ポモドーロタイマーを設定するという行為が「行動の引き金」として働き、作業を始めるための直接的な動機付けとなります。作業を開始する心理的なハードルが下がり、一度作業が始まれば、継続して取り組むことが容易になるのです。

ポモドーロテクニックで課題解決を加速させる

ポモドーロテクニックを活用することで、集中力を高め、課題解決を加速させることができます。例えば、以下のような場面でポモドーロテクニックが役立ちます。

  • レポート作成

    複雑なデータや長文の分析が必要なレポート作業を行う際、25分の集中作業で情報を整理し、5分の休憩を利用して次のセクションへの移行をスムーズに行います。このリズムを繰り返すことで、長時間の作業でも疲れにくく、効率的にレポートを完成させることができます。

  • プログラミング

    新しい機能のコーディングやバグの修正など、プログラミングでは集中して細部に注意を払う必要があります。ポモドーロテクニックを使うことで、集中力を持続させながら効率的にコードを書くことが可能になり、生産性を向上させることができます。

  • 資格試験の勉強

    資格試験の勉強には広範な情報を覚える必要があります。ポモドーロテクニックを用いることで、長時間の勉強でも集中力を保ちつつ、効率的に学習内容を身につけることができます。また、定期的な休憩は記憶の定着を助け、長期記憶に移行させるのに役立ちます。

資格の取得にはかなり役立ちました。時間の幅を変更することで、仕事にも取り入れることも可能です。

ポモドーロタイマーとは

ポモドーロタイマーは、ポモドーロテクニックを実践する際に使用する特別なタイマーです。このタイマーは、標準的には25分間の作業時間と5分間の休憩時間を計測しますが、ユーザーのニーズに応じて時間設定をカスタマイズすることが可能です。それにより、個々の作業スタイルや集中力の持続時間に合わせた最適な作業リズムを確立できます。

これらのタイマーを使って作業セッション(ポモドーロ)と休憩を繰り返すことで、**一日を通じて集中力を維持し、効率的にタスクを完了できるようになります。**以下は、ポモドーロテクニックをサポートするために特に推奨されるタイマーアプリのリストです。

おすすめのポモドーロタイマーアプリ

  • Tomighty

    シンプルなデスクトップアプリで、カスタマイズが可能なタイマー設定が特徴です。

  • Focus To-Do

    スマートフォンやタブレットで利用可能なアプリで、タスク管理機能と組み合わせて使うことができます。時間設定も柔軟に変更可能です。

  • Pomodoro Tracker

    ウェブベースのタイマーで、作業時間や休憩時間の長さを自由に設定できます。アカウントを作成することで進捗を記録し、振り返ることが可能です。

アプリではなく、YouTubeにも沢山のポモドーロタイマー動画があるので、それらを活用するのもお勧めです。

休憩時間の過ごし方

ポモドーロタイマーを使用した休憩中は、スマートフォンなどを触らずに何もしないことをおすすめします。この方法は、次の作業セッションへの集中力を高めるために重要です。デジタルデバイスの使用は脳の働きを活発にし、休息を取ることの本来の目的から逸脱してしまう可能性があります。つまり、作業を継続していると認識されて休憩効果を得られません。

休憩中は目を休める、軽くストレッチをしたり、椅子から離れて少し歩くなども良いでしょう。

ポモドーロタイマーで学習や仕事の生産性を向上

ポモドーロテクニックは、集中力を高め、生産性を向上させるための効果的な方法です。このテクニックを用いることで、短時間で集中力を最大に活用し、長期間のプロジェクトにおいても持続可能な生産性を保つことができます。ぜひこのテクニックを日々の学習や仕事に取り入れ、より効果的な時間管理を実現してください。

エンベーダー編集部

エンベーダーは、ITスクールRareTECHのインフラ学習教材として誕生しました。 「遊びながらインフラエンジニアへ」をコンセプトに、インフラへの学習ハードルを下げるツールとして運営されています。

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